千種高等学校ブログ  Vol.Ⅱ

2020年10月の記事一覧

Enjoy English【47回生・チャレンジ類型】

 中間考査2日目、今日も爽やかな秋晴れでした。昨日もそうでしたが3年生は就職試験直前であり、試験終了後は学校に残り勉強や面接練習をしている姿が見られました。私も集団討論や面接の練習に入らせてもらいましたが、たくさんの先生方から指導を受けて「かなり仕上がっているな」という印象でした。人生を左右する大切な試験を目前に控え、必死にもがき頑張る生徒たちに心からエールを送ります。「ラストスパートだ、ゴールまで必死で駆け抜けろ!」
 さて、先週金曜日の2年生(チャレンジ類型)「英語表現」の授業では英語による発表会が行われていました。自分の好きなものについて調べ、ポスターで表現し、みんなの前で英語で紹介するものです。驚いたのは、発表後に説明を聞いた人たちが全員1つずつ英語で質問をし、発表者も臨機応変に英語で身振り手振りを交えて返答していた点でした。
「すごい!!」恥ずかしながら、私はほとんど聞き取れなかったのに、生徒たちはきちんと内容を聞き取り流暢な英語で会話が進められていたのです。本校の生徒たちは改めて力のある生徒が多いと感じました。また、英語の指導も昔と大きく変わり、実践力を重視したものになっていると感じました。現在、コロナの影響によりALTが不在のなか英語の授業が行われていますが、早く生徒たちに本物の英語を聞かせてあげたいです。

 
 
 

本日より中間考査【全学年】

 本日より2学期の中間考査(10/12~15までの4日間)が始まりました。例年より少し早く、8月24日(月)に始まった2学期もようやく折り返しです。いつもより早めに登校し教室で勉強する生徒や寝不足で目をこすりながら登校する生徒、余裕の笑みが見れる生徒などさまざまですが、みんなしっかりと登校できており安心しました。受験科目数は期末考査に比べ少ないですが、1学期末の終了が延び2学期の開始が早まった分、考査の範囲が広がっていると思われます。
 生徒のみなさん、しっかりとした学習の準備と体調管理を行いベストを尽くしてください。ノート等の提出も忘れずに!頑張る千高生を応援しています。

 

校種の垣根を越えて②…【交流授業】

 本日、千種中学校の1年生を対象とした2回目の「交流授業」が行われました。授業担当は、理科教員である筏先生で生物(特に魚類や水産)の専門家です。今回の内容は、「アユの生態と解剖」について学ぶ授業です。
 最初に、アユの生態についてスライドを用いながら説明を受けた生徒たち、産卵から孵化した稚魚が海に流され、また大きく成長し川の上流へ戻ってきて、産卵後に死んでいくという短いアユの一生について感慨深げに聞き入っていました。先生からの発問に対して積極的に挙手したり、意見を述べたりと中学生の反応は大変素晴らしかったです。また生徒たちが驚くほど知識が豊富で、的確に回答できており感心させられました。
 メインとなるアユの解剖では、一人一匹ずつまだ元気に生きているアユを手渡され、テレビモニターに映し出される筏先生の解剖技術を手本にハサミを使用して進めていきます。生徒からは「自分が切られている気分」、「かわいそう」、「ごめんなさい」、「おいしそう」など様々な声が上がっていましたが、みんな恐るおそるも興味津々に解剖を進めていきました。解剖後もピクピクと動く心臓に「まだ、生きてる!ごめんよ」と声をかける生徒もいました。その後、各臓器を一つひとつ確認しながら、臓器の働きや配置について学んでいました。
 中学生のみなさん、今日の授業はどうでしたか?筏先生からあったように、命や食への感謝を忘れず、アユの住める美しい千種川をこれからも守っていきましょう。今日は、ありがとうございました。

 
 
 

情報をデザインする【46回生・ベーシック類型】

 今日は1日中冷たい雨が降り続き、気温が上がらずとても寒い一日となりました。コロナ対策で、教室や職員室も適度に換気するようにしていますが、扉が閉まったままの時間のほうが多かったように思います。また、生徒の服装を見ても、セーターやブレザーを着用している生徒が多くなり、秋の深まりを感じます。来週からは、中間考査が始まります。大切な時期ですので、体温調節をしっかりとして風邪等をひかないように注意して下さい。
 今日は3年生の「情報デザイン」の授業にお邪魔しました。情報と言えばタイピングしているイメージがありますが、この授業ではコンピュータを使ってポスターやホームページ、CG画像などを作成する技術の習得を目指す授業です。生徒たちはほとんど音のない静かな教室の中で画面と向き合い、この日はCG画像を作成していました。こうした授業を通して、レイアウトや造形、配色を工夫し、適切な情報伝達やコミュニケーション力、表現力等を身につけてほしいと思います。
 ワード、エクセル、パワーポイントなどの情報の基礎学習から、ベーシック類型の3年生はさらに高度な内容の授業へと進化し、実社会で通用する技術を身に着けようと今日も頑張っていました。

 
 

男子団体県大会出場決定!【卓球部】

 10月3日(土)~4日(日)、兵庫県高等学校新人卓球選手権大会西播予選がウインク体育館で行われました。
 3日(土)は男女団体戦が行われ、見事に男子団体が県大会への切符を手にすることができました。男女とも敗者復活戦で県大会の残り少ない枠を争う展開となりましたが、なかなか練習試合で勝てなかった高校に勝利するなど、今まで以上のチーム力を発揮することができました。女子団体も敗者復活戦でどんどん勝ち上がっていったものの、ほんとうにあと一歩の所で県大会出場に届かず悔しい結果となりました。
 また4日(日)は個人戦が行われ、残念ながらどの生徒も個人で県大会へ駒を進めることはできませんでしたが、生徒個々に課題や収穫を得て、今後につながる2日間となりました。悔しさも残る大会で、これから長いオフシーズンに入っていく中で、来年度の総体に向けて、キャプテンを中心に練習を頑張ると心に誓っていました。
 11月13日(金)~14日(日)にグリーンアリーナ神戸で開催される兵庫県大会の男子団体戦では、今持てる力を十分に発揮できるように、これからさらに練習を頑張っていきますので、応援よろしくお願いします。

 
 

気持ち切り替えて…【全学年・全教員】

 第4回CHIKUSA合同体育祭の代休明けとなった本日、生徒はほとんど欠席することなく元気に登校しており、安心しました。その一方で、教員は私も含めリレーで無理をし過ぎて足どりが重く、足を引きずりながら歩く先生の姿もあり、年齢の差を痛感しています。しかし、この体育祭で教員チームが結成され、数日前から生徒に勝つために作戦会議を開いて教員が一つになり、生徒たちとリレーで一体となれたことは非常に意義深く、千種高校ならではの素晴らしい所だと思っています。来年は負傷者を出さないように事前トレーニングをしっかりと積んで、出場種目を絞ってまた生徒たちに挑戦しますので、楽しみにしていて下さい。
 さて、今日から中間考査一週間前となりました。生徒の皆さんは、来週からの中間考査に向けて気持ちを切り替えて今度は勉強に力を注いでほしいと思います。また、3年生は中間考査が終わるとすぐに就職選考試験がスタートします。何度も繰り返し練習している面接練習もいよいよ仕上げの段階に入ってきました。これまでの指導の過程で挫折しそうなこともあったと思いますが、「最後まで手を抜かない」という本校生の素晴らしい姿勢を今こそ発揮し妥協せず努力してください。私たち教員も、気持ち切り替えて今日からまた頑張ります!! ※写真は力走する本校教員たち

 
 
 

笑いと感動の第4回CHIKUSA合同体育祭

 第4回CHIKUSA合同体育祭が終了しました。笑いと感動の連続で、午前中開催でしたが非常に中身の濃い素晴らしい合同体育祭となりました。今日は多くを語りません。保護者のみなさま、今日はご声援いただきありがとうございました。
生徒たちの様子を写真で紹介します。成績は以下の通りです。
【中学の部優勝】2年生 【高校の部優勝】2年生 【総合の部優勝】中学2年生 【総合の部準優勝】高校1年生

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

予定通り開催します!【合同体育祭】

 おはようございます。本日の第4回CHIKUSA合同体育祭は予定通り9時より開催します。ご観覧の家族の皆さまは、検温やマスクの着用等感染予防対策を講じた上で、中学校へお越しください。なお、場内2か所にあるどちらかの受付を行なっていただきグランドに入場されますようご協力をお願いします。

本番さながらに…【合同体育祭予行】

 本日午前中、第4回CHIKUSA合同体育祭に向けた中学校との合同予行演習が行われました。入場行進、ラジオ体操などの最終動作確認と、本番を想定した各演技のリハーサルを行う中で、演技のイメージやそれぞれの集合隊形、入退場の流れ等も理解できたと思います。一番盛り上がったのは新種目のクイズでした。指揮者の長井大樹君(1年・波賀中)のアドリブと筏先生とのやり取りは会場に笑いを誘いました。また、最終演技の中高選抜リレーでは高校教員チームを結成し、普段見ることのない先生方の必死な姿を見て生徒たちも大喜びでした。当日も、教員チームは生徒チームに勝ちにいきますので、生徒のみなさん、負けないように頑張ってください。本番さながらの素晴らしい予行となりました。
 
  
 
 

食トレやってます!【硬式野球部】

 職員室前の机の上に置いてある上皿はかり、「なんでこんな所に!?」と思っていましたが、登校してきた野球部員が自宅から持ってきた弁当箱を計測していることに使用されていました。清水監督から「しっかり食べろよ」と声をかけられ、「はい!失礼します!」と言って教室へ戻っていきます。再び昼食後に、同じ生徒たちが職員室前へ現れて、今度は体重計に乗ります。「よし、合格!」「おいおい、全然増えてへんがな…」とファイルに記録されながら増体状況のチェックを受ける……。これは硬式野球部員による食トレで、生徒は通常の給食に加えタッパーに入った1kgのご飯を毎日プラスして食べることを命じられているのです。まるでその様子は、お相撲さんの新弟子検査のような光景……。
 この夏の公式戦を何戦か見させてもらいましたが、本校の野球部員は他校の生徒と比較しても確かに小柄な生徒が多く、線が細く、パワーがないことは明らかでした。この課題を克服するために、野球部では9月から食トレが毎日続き、生徒たちは給食時と練習前後にこの1kgのご飯を食べきることを実践しているのです。いやぁ~、これは辛い!!給食だけでも、かなり量が多く食べきるのが大変なのに、これにプラスとは…。生徒に話を聞いてみると、「野球の練習よりもキツイです」と本音を漏らす生徒もいましたが、この食トレを辛い顔一つせず、前向きに捉えていました。
 試合で勝つためには野球の技術練習だけでなく、こうした体を作る努力も必要不可欠ですね。しっかりとした食事とトレーニングを通じて野球に必要な筋力を身につけ、しっかりパワーアップしてもらいたいです。そして、毎日お弁当を持たせてくれ応援してくれる家族にも感謝の気持ちを忘れず、野球を通じて自分を磨いてください。