今朝の千種町は-3℃(午前7時時点)とかなり冷え込みましたが、日中は太陽の日差しを感じる千種町にしては暖かな一日となりました。グラウンドの雪もようやく溶けて、夕方の日没時間も遅くなって、なんとなく春の訪れを予感させるようになってきましたね。来週からは、学年末考査が始まり28日(火)には卒業証書授与式が行われます。そうすれば、あっという間に2月が終了し3月に突入…、ほんとに年度末ははやいです。
さて本日、6月以降5日間に渡って実施してきた、2年生の就業体験の発表会が行われました。今年は2学年の先生方のご尽力と各事業所のご協力により、16もの事業所での就業体験が実現したのですが、生徒たちの体験を通じて得た学びや気づきがたくさん聞かれる素晴らしい発表会となりました。何が素晴らしいって、入学当時は、引っ込み思案な生徒が多く大人しい印象だった生徒たちが、聴衆を前に自分の考えを述べられている点です。「えっ、この生徒がこんな声を張って表現している…成長したなぁ…」と驚きました。また、発表の内容から「働く」という視点で実習に取り組めていることが伝わり、ホントに嬉しかったです。多くの生徒が、「挨拶や返事の大切さ」、「相手との会話やコミュニケーション力の必要性」、「言葉遣いやお客様への気遣いの大切さ」、「臨機応変に周りを見て動く力の重要性」、「色んな人に支えられている(感謝)」、と様々な体験を通した気づきを述べてくれました。一方で、働くことの現実を知り、「大変さ」、「辛かった」と正直な感想を述べる生徒もありました。そして、「働く」という事への意識の変化が見られ、この体験を通して「単なるお金儲けだけではない大切なもの」を発見できたようです。
2年生の皆さん、今日の発表会で就業体験は終了となりましたが、この体験から得た学びを今後の学校生活や実社会で活かしてこそ本物の学びになります。自分探しと自分磨きの高校生活を継続させ、今後の進路に繋げてください。最後になりましたが、生徒の発表を見に来てくださった各事業所の皆さま、本当にありがとうございました。今後とも、何卒よろしくお願いいたします。
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