千種高等学校ブログ  Vol.Ⅱ

2022年3月の記事一覧

悔しさを晴らす快勝!【硬式野球部】

 今朝の千種町は10℃(午前7時時点)と温かな朝を迎えました。昨日、学校周辺を歩いていると千種川に面した道路端では黄色いスイセンが綺麗に花を咲かせていました。また、ネコヤナギが銀白色のふっくらとした穂をつけて存在感を示し、土筆(つくし)があちこちでニョキニョキと顔を出しているのを確認できました。校内のサクラの開花はあと一歩ですが、待ちわびた春の到来にとても嬉しい気持ちです。
 さて、昨日は春季高校野球兵庫県大会西播予選の1回戦が行われ、本校の硬式野球部員が網干高校と対戦しました。昨年の春季大会以降、本校は公式戦での勝利から遠ざかっており「何とか勝って自信を深めてほしい!」と願っていましたが、8対0(7回コールドゲーム)で快勝しました!1回に相手エラーと押出し四球で2点を先制し、6回には岸脇諒芽くん(1年・波賀中出身)、平田倭生くん(2年・千種中出身)、竹井将人くん(1年・山崎西中出身)の3連続タイムリーで一挙4点を追加、さらに7回は満塁から西村太一くん(1年・山崎西中出身)の2点タイムリーツーベースで8対0となり打線が大爆発しました。投げては、世良優和くん(2年・一宮北中出身)がテンポよく2安打に抑える絶妙な投球術を披露し完封勝利…投打が噛み合い見事な勝利となりました。いやぁ…、素晴らしい!!負けても腐らず、自分たちの野球を信じ練習を積み重ねてきた部員たちに大きな拍手を送ります。次の試合も頑張れ!

 
 
 
 

ちくさの未来を描く【生徒会】

 3月27日(日)に生徒会執行部の生徒がライブリーちくさにて「ちくさええとこ未来会議」に参加しました。ライブリーは「いきいきと」という意味です。千種高校の生徒たちがこの場所でいきいきと活動していく様子がイメージできる素敵な会となりました。

 会議に先立ち、生徒会執行部が主催する映画祭についてのPR活動を行いました。様々な困難がありながらも前を向きながら進めている企画について地域の皆様に知っていただくことができました。会議では、過去のアンケート報告会や意見交換会の内容をさらに深めていくために、「教育・子育て」「農業・林業・家庭菜園」「若い世代の移住・定住」「歴史・文化を活かす」等の8つの項目に分かれて意見交換を行いました。どのグループにおいても生徒が積極的に話し合いに加わり、地域の方々とつながりを持つことができました。

 今後も千種においては、高校生の活躍が非常に重要となってきます。地域になくてはならない学校、地域に貢献する学校を目指して日々頑張っていきたいと思います。

 
 
 
 

ラジオ番組に出演します!【生徒会】

 全国各地からサクラの開花のたよりが聞かれるようになりました。私の自宅(姫路市)周辺のサクラの樹も、この週末の暖かな日差しを受け一気に蕾が膨らみ花を咲かせ始めています。しかし今朝、千種高校敷地内のサクラの樹を確認すると、蕾はまだ固く開花にはもう少し時間がかかりそうな感じでした。昨年は、3月26日に開花が確認できましたので、今年は少し遅れての開花になりそうです。
 さて、Kiss FM KOBEのラジオで「ハイスクールノオト」という番組をご存じでしょうか?Kiss FM KOBEのリスナーなら誰しも聞いたことがある、イキイキと活動する高校をPRする番組で毎週土曜日の8時~8時15分に放送されています。この番組に本校が取り上げていただく事になり、3月17日(木)にはサウンドクルーの永田早紀さんほか3名の方に来校いただき学校取材を、3月26日(土)には神戸のスタジオに代表生徒8名が出向いて収録が行われました。
 私は、学校取材に同行しましたが何より驚いたのが永田さんのコミュニケーション力の高さ…生徒が緊張していて硬くなっていても明るく軽快なトークがポンポンと出てきて、周囲の人を和ませていきます。学校取材では主に部活動紹介を行いましたが、ポジティブな声掛けにより、生徒たちが自然体でインタビューに応じる姿に「さすが、プロだ!」と感じました。昨日のスタジオでのラジオ収録も初めての経験でかなりの緊張感がありましたが、永田さんの話術でどんどん緊張がほぐれていき、非常に楽しい収録となりました。急な振りに対しても、臆することなく受け答えすることができるのは、日頃の様々な生徒会活動の成果であると思います。6月に開催予定の映画祭についてもしっかりとPRすることができました。この収録は令和4年4月2日(土)と9日(土)の朝8時からKissFMで放送されます。是非お聞きください!
 https://www.kiss-fm.co.jp/requestmessage/request/1319/で、応援メッセージも受け付けています。!

また、スマートフォンアプリ【radiko】では、繰り返し放送を聞くことができるので、聞き逃してしまった方はそちらでもお聞きいただければと思います。

 

 
 
 
 
 
 

NO.1のチーム力で…【女子バレー部】

 春爛漫…今日も春の訪れを感じさせるポカポカ陽気となりました。朝夕こそストーブがあった方が有難いですが、日中はもう必要ありませんね。とても活動しやすくいい季節を迎えています。
 今日は、生徒職員の登校・出勤も少なめで静かな職員室でしたが、朝から庭木の手入れのため業者の方が来校されておりブンブンとエンジン音が鳴り響く一日でした。玄関に通ずる「自主創造の道」を彩るカイヅカイブキも美しく散髪され、サッパリとしました。そんな中、ブログのネタがないかとさまよっていると、女子バレー部員たちが職員室前で何やらyoutubeを見ながらトレーニング方法の勉強をしていました。「おぉ、やるなぁ…」内容はよく分かりませんでしたが、最新のトレーニングをyoutubeから入手することは非常に有効ですね。是非、実践し力をつけてほしいです。
 女子バレー部は現在5名しかいません。しかし、バレーをこよなく愛し練習熱心なだけでなく、部員同士の仲が良く、明るく雰囲気の良いメンバーで私は大好きです。なんとか1年生を勧誘して部員を増員し、4月23日(土)の西播総体では良い結果につなげてほしいです。頑張れ、女子バレー部!!

 
 
 

蓄えた力発揮するとき…【硬式野球部】

 今朝の千種町は3℃(午前7時時点)と、朝夕は冬の寒さは残りますが少しずつ日の出が早くなってきました。私は午前6時に自宅を出発しますが、現在は完全に夜が明けている状態です。そうした日の出や日の入りの変化にも少しずつ春の訪れを感じるこの頃です。
 さて、学校は本日から4月7日(木)まで春季休業期間に入りました。花粉症に悩む人にとっては辛い季節かも知れませんが、千種の長い冬をようやく終え新年度に向けてウキウキ、ワクワクする気持ちの人も多いはずです。昨日も、午後から入学説明会が行われましたが、間もなく新1年生も入学してきます。この春季休業に学年が上がる自覚を高め、次の目標に向け始動させる期間にしてほしいです。
 今日は、春季休業初日ですがほとんどの部活動が活発に行われ、多くの生徒が登校していました。その中でも春季地区予選会を間近に控えた硬式野球部員がグランドを所せましと駆け巡り、元気に声を張り上げている姿が印象的でした。この冬は雪がよく降ったため実践練習が不足していると思いますが、冬場に蓄えた力を発揮してくれることを願っています。頑張れ、硬式野球部!

 
 
 

終業式&かくし芸大会【49回生】

 今日は3学期の終業式…一年間のすべての教育活動が終了しました。今年度も新型コロナウイルスに振り回される1年間でしたが、大きな影響なく今日が迎えられたことを嬉しく思います。保護者、地域の皆さま、ご理解・ご協力をいただき誠に有難うございました。
 終業式では、校長先生の式辞で経済産業省が打ち出している「社会人基礎力」について触れられました。社会人基礎力は①前に踏み出す力、②考え抜く力、③チームで働く力の3つの能力から構成されていますが、これから社会で生きていく上で特に求められる力です。授業だけで身につくものではないですが、あらゆる場面で、自身のステップアップにつなげてほしいと訴えられました。その後の表彰伝達では、簿記実務検定試験3級合格者13名、情報処理技能検定2級合格者11名に加え、宍粟市が主催する「土曜なんでも探検隊」のボランティア活動を継続して行った大江令夏さん(2年・上津中出身)と小瀬敦也くん(1年・山崎東中出身)に感謝状を贈りました。普通ならばこの後、LHRで通知表を受取り終了…となる所ですが、1学年が放課後に「かくし芸大会」をすると聞き、急遽お邪魔することにしました。生徒の趣味や特技を個人、グループを問わず披露する楽しい会で、教員や2年生の生徒も参加して大いに盛り上がっていました。49回生のこの1年間をスライドで紹介するグループや、趣味の漫画を紹介し語る人、倒立する人、スマホゲームを披露する人など様々ですが、生徒の個性が溢れていました。担任の村上先生が女装して学年の先生方みんなも加わったダンスチームは私も爆笑してしまいましたよ。学年の締め括りにクラスみんなが笑顔になれ、素敵な取り組みだと思いました。生徒の皆さん、準備大変だったことでしょうね。お疲れ様でした。
 明日から16日間の春季休業となりますが、健康に留意し充実した生活を過ごしてください。
 
 
 
 
 

先輩方の有難いお話【全学年】

 本日、2限~4限にわたり「進路ガイダンス」が行われました。最初に、2年前に卒業した45回生の先輩方を講師としてお招きしお話を聞く機会を設けました。講師は田村菜緒さん(鳥取大学在籍)、住江千理さん(岡山医療福祉専門学校在籍)、戸井未来美さん(津山中央看護専門学校在籍)、安井大翔さん(山陽特殊製鋼勤務)、大前香仁さん(東海漬物勤務)の5名で、それぞれの進路先での近況や高校時代の様子、今やっておくべき事など高校を離れた目線で後輩たちにアドバイスをしていただきました。
 就職先で三交代勤務の安井さんは、「夜勤は慣れるまでしんどかった…、夏場の熱い中での仕事は体力が必要」と現場の仕事の大変さを伝えて下さいました。その中で、卒業して思うのは「基礎学力とコミュニケーション力の大切さです」と語ってくださいました。また、専門学校に通う住江さん、戸井さんは「看護の世界は厳しいと分かっていたが、思った以上にしんどかった」と語りつつ、「専門学校を選ぶ際は、オープンキャンパスに参加するだけでなく先輩の声も聴いて…」とアドバイスをくれました。将来、教員を目指している田村さんからは「受検に向けて自身の強みとなるものを磨いて…」と後輩に熱く語ってくれました。
 いやぁ…有難い。就職、専門学校、大学と進路は違えども、卒業生からの生の声は説得力があり、非常に興味深く生徒たちも食い入るように話を聞いていました。将来の進路ために今をどう生きるかということを考えるきっかけになったと思います。その後分野別の進路ガイダンスでは、各教室で学校からの説明により一層熱心に耳を傾けていました。
 5名の講師の皆さん、今日は貴重なお話を有難うございました。皆さまの今後のご活躍をお祈りしております。

 
 
 

恒例の百人一首大会【全学年】

 今日は一日中雨が降り続き、悪天候の中で学力検査に伴う高校入学選抜の合格発表が行われました。そう言えば、先月の連携型入学選抜の合格発表時も雪が激しく降っていましたが、受検生にはちょっと可哀想なスタートとなってしまいました。しかし、努力の末合格を勝ち取られた28名の受検生の皆さんに心から敬意を表するとともに、「おめでとう!待ってるぞ!!」と祝福したい気持ちです。間もなく始まる高校生活に向け、気持ちを前に向けてもらいたいと思います。
 さて、その合格発表の裏で在校生は百人一首大会が行われてました。この行事は、本校で10年以上も続き過去には中学生と合同で開催したこともある恒例行事です。4人1グループで対戦し、1回戦の勝敗結果から組み分けを行い勝者組の1~3位と敗者組の1~3位の生徒に表彰と副賞(図書カード)を進呈しました。
 生徒たちは、身を乗り出しながら呼び上げの音に耳を澄まし、「ハイ!」と素早く手を伸ばして札を集めていました。中には、上の句、下の句をすべて覚えているつわ者もいて、札を独占する生徒もいましたが、投げ出さずなんとか1札でも多く取ろうとする姿に心を打たれました。球技大会とはまた違い、全員が同じ目的に向けて集中しているがゆえの楽しさや微笑ましい場面が多く見られ、癒されました。生徒の皆さん、お疲れ様でした。成績は、以下の通りです。
【勝者組】
 優勝:山森 咲楽(2年)★2連覇★  準優勝:田口 琉磨(1年)  3位:田口 航希(2年)
【敗者組】
 優勝:山本 実央(1年)  準優勝:奥田 朝妃(2年)  3位:立尾 日向大(2年)、宮元 俊輔(1年)

 
 
 

ボールを操りゴールを目指せ!【全学年】

 今朝の千種町は4℃(午前7時時点)、ここ最近は10℃近い朝でしたので少し寒さを感じました。日中も曇り空だったので、ポカポカ陽気とはいきませんでしたが、運動するにはちょうどいいコンディションでした。
 そんな中、今日は冬季球技大会が行われ白熱した戦いが繰り広げられました。今回は、男女ともにバスケットボールでしたが、男女6チームのリーグ戦で勝敗を決めました。つまり、勝っても負けても全チーム5試合は戦うのです。かなりハードでしたね。
 試合の様子を見ていて感じたのは、勝敗に関係なく生徒たちは全力でプレーし、全力で楽しんでいるのが印象的でした。得点差がつくと投げやりになり、防御も攻めることもやめてしまう生徒がいたりしますが、本校生はボロ負けしていても諦めず最後までゴールを目指す姿勢があり見応えがありました。また、ゴールの瞬間「ナイス!」と仲間を讃えあったり、応援している人も一緒になって戦っている姿も見られ心が和みました。チームの勝利にこだわるあまり、生徒間で時々トラブルになったりしがちですが、本校生にはそんな心配はありません。本当に素晴らしいです。最後は、男女優勝チームと教員チームのエキシビジョンマッチが繰り広げられ、大盛り上がり…、男女とも生徒チームが完全優勝を果たしました。
 明日は、2限目からの授業開始で「百人一首大会」を行います。頭脳を競う個人戦になりますが、明日も勝敗に関係なく全力プレーを見せてください。上位成績は以下の通りです。生徒の皆さん、お疲れ様でした。
【男子の部】
 優勝:2年Aチーム  準優勝:1年Aチーム  3位:2年Bチーム
【女子の部】
 優勝:2年Cチーム  準優勝:2年Bチーム  3位:1年Aチーム

 
 
 
 
 
 
 
 

待望の春到来!【各部活動】

 6日間の学力検査に伴う入試休みを終えて、本日から学校が再開されました。この間、気温が一気に上がり春本番を感じさせる温かな陽気が続きました。千種の山々の雪どけが進み、千種川も増水しています。また、道路端では梅の花が咲き始め殺風景だった通勤道中の景色に彩りが加わってきました。小鳥のさえずりも聞こえるようになってきました。さぁ生徒の皆さん、待ち遠しかった春の到来に合わせ気持ちを高めていきましょう!
 今日は、放課後に校外進路相談会があったり、生徒会活動があるなど全員揃っての部活動とはいかなかったようですが、久しぶりに生徒たちが元気に活動する姿が見られました。何もしない状態だと快適な気温ですが、運動するとかなり暑さを感じるほどでしたが、生徒たちは夢中になって取組んでいました。4月から進級し新たな学年となって新入生を迎えます。各部で新入部員を迎え入れる準備をしつつ、目標となる大会等に向けて頑張ってほしいです。

 
 
 

ネットトラブルを回避するために…【全学年】

 本日は午後からの学力検査業務のため、生徒たちは午前中2時間のみの授業後、SHRと大掃除をして全員午前中で下校となりました。明日から6日間はいわゆる入試休みに入ります。春の温もりを感じるお昼前に、生徒たちは嬉しそうに学校を後にしていました。しばらく学校への登校はありませんが、まだまだコロナ感染も心配される状況に変わりありません。生徒の皆さんには、体調管理に留意し元気に過ごしてほしいと思います。
 さて、昨日の3,4限目にNIT情報技術推進ネットワーク(株)の篠原嘉一様より、「安心して使うために知っておきたいネットリスク ~スマホやネットに潜む危険~ 」と題してご講演いただきました。私は、途中から様子を拝見したのですが、様々な無料アプリ等を例に挙げて実際に起きているトラブル等を紹介いただきました。また、無料の背景には利用者の様々な情報を入手するメリットがあり、情報を漏らさないよう設定しておく必要があることも学びました。生徒たちは、身を乗り出すような勢いで話に聞き入っており、ネットトラブルを回避するための正しい利用について再認識したようです。
 「いやぁ~、勉強になります!娘にも聞かせたかった…」私も、自分のスマホ設定で情報管理が甘かったことが確認できましたし、生徒たちも初めて知った事、ヒヤッとした事があったのではないでしょうか?様々なネットリスクを回避した上で、正しくスマホやネットを利用したいと思います。篠原様、昨日は大変勉強になりました。ありがとうございました。

 
 
 

心のサポート講演会【全学年】

 本校は、いじめや不登校を未然防止する研究指定校として様々な取組みを年間を通して実践しています。今年度は、新たな取組みとして、10月に全学年で「いじめについて考える」人権HRを実施したり、学期ごとに全教員による個人面談等を行ってきました。
 昨日はそうした心のサポート事業の一環として、関西福祉大学の市橋真奈美先生にご来校いただき、「援助希求って何?~一歩踏み出してみよう!~」というテーマのもと講演会を行っていただきました。市橋先生は、冒頭に「人に頼ること=ダメな事、弱い人、迷惑な事と思っていませんか?」と生徒に投げかけられ、今日の授業のねらいは「相談することのハードルを下げることです」と呼びかけられました。その上で、相談しやすい相手に関する本校生の事前アンケートの結果と国の調査結果を比較して、本校生の特徴に触れられました。なんと、本校生はQ.心が沈んでいる時に誰に相談しますか?の質問に対し、「しない」と回答した生徒が38.2%と一番多かったのです。一方で、本年度から実施してきた全教員による個人面談に対し、「非常に良かった・良かった」と回答した生徒が約80%おり、その必要性を感じていました。これらの結果をもとに、「大丈夫、放っといてほしい」という生徒も一定数はいるものの、多くの生徒が話をしたり相談する機会を求めていることが分かりました。なにげない日常会話を含め、友達同士や教員との対話は非常に大切だと改めて確認できました。また、後半はグループワークをしながら、相談しやすい人や環境を考え、話し合いを通じて考えたことを発表し合いました。生徒たちは、真剣かつ柔軟にキーワードとなる言葉を情報共有していました。
 市橋先生、生徒の実態に応じた生きた講演をしていただき、ありがとうございました。生徒たちも、グループワーク等を通してたくさんの気づきがあったようです。この気づきを、今後の学校生活や生徒の指導に活かしていきます。
 
 
 

ありがとう、三宅先生!【49回生】

 学年末考査が終わり、本校では現在午前中の授業が行われています。年度末は、様々な行事が組み込まれたり、今週末には学力検査があるため各科目による授業もいよいよ大詰めを迎えています。そんな中、今日の1,2限の授業をもって本校の勤務を終えられる先生がおられました。家庭科の三宅歩美先生です。
 三宅先生は、毎週月曜日のみの勤務でしたが、一年間家庭基礎(1年・2時間)とフードデザイン(3年・2時間)を担当していただき、京都市内から千種高校まで時間講師として勤務いただきました。地元の教育大学を卒業された後、教員の道でなく京都府警に勤務されましたが、再び教員の世界を目指して動き始められたタイミングで本校にご縁あって勤務いただいていたのです。週一日とは言え、本校の家庭科授業のために片道4時間以上かけて通い、生徒たちに創意工夫をこらした授業を提供いただきました。教育実習の時以来、教壇に立たれた経験はなかった三宅先生でしたが、授業に向けての教材研究の様子や生徒との接し方を見て、私たちも見習うべき点が多くある素晴らしい先生でした。
 その三宅先生ですが、今年度の京都府教員採用試験に見事に合格され4月からは京都府内の中学の家庭科教員として勤務されます。最後となる三宅先生の授業後に、1学年の生徒・教員からサプライズの寄せ書きが送られ「三宅先生、遠方から私たちのために家庭科の授業をしてくださり、ありがとうございました!」と感謝の言葉が述べられました。三宅先生も「教員の原点となった学校です。千種高校での経験は一生忘れません」と語ってくださいました。
 三宅先生、千種高校に来てくれてありがとう!色んな先生方がいて千種高校の教育が成り立っていますが、悪条件の中でもポジティブに勤務いただいた事は他の教員にも大きな刺激となりました。先生の姿勢から得たものは私自身も大きかったです。先生の新天地での益々のご活躍とご多幸を千種高校あげて祈念いたします。本当に、ありがとうございました。
 
 

兵庫県警本部長表彰を受賞!

 今年度本校は、兵庫県警本部主催の自転車交通事故プログラム「自転車無事故無違反チャレンジ2021」に応募し、兵庫県警察本部長賞という名誉ある賞をいただく事になりました。この事業は、兵庫県警察が自転車事故の年齢層の中でとりわけ高校生の世代が突出して多いことを受け、昨年度から事故防止の啓発活動として実施されている2年目の事業です。
 本校は、昨年度は自転車の無事故無違反を達成し、兵庫県警本部交通部長表彰を受賞していました。しかし、今年度は無事故無違反に加え交通安全テストで全体平均(83.15点)を大幅に上回る88.25点を獲得したことが評価され、県下で9校しか受賞していない兵庫県警本部長賞を受賞したのです。
 昨日、兵庫県警本部交通部交通企画課調査官の竹谷勝義様、同自転車対策係長の後出真一様、宍粟警察署交通課長の上山智晴様にご来校いただき、一坪小春さん(1年・千種中出身)が本校生を代表して賞状を受け取りました。警察の制服に身をつつんだ3名の方々に加え、校長、教頭に囲まれて一坪さんも緊張したと思いますが、立派にその重責を果たしてくれました。竹谷調査官は学校HPを見て千種高校を勉強されており、スキー部の活躍や飛び出し坊やの寄贈、お米の金賞受賞などの情報を事前にキャッチ…、「お米売っていたら買おうと思っていました」とお話されました。また、「是非とも、3年連続での受賞を目指してください!」と励ましのお言葉をいただきました。嬉しいお言葉、ありがとうございました。
 名誉ある賞状を届けるため、わざわざ学校まで足を運んで下さった竹谷様、後出様、上山様、本日は誠にありがとうございました。この表彰を励みに、交通安全への意識をさらに高められるよう取組んでいきたいと思います。

  

スマホ利用のルールを考える…【全学年】

 本日、2~4限に「校内ワークショップ」と題し、全生徒によるスマホ(タブレット)利用に関するグループワークおよび発表会が行われました。昨年、この行事を初めて見た時、生徒会役員がオブザーバー役となり円滑に話し合いを進め、短時間に意見をまとめ発表する姿に感動したことを今でも鮮明に覚えています。「本校の生徒は本当にスゴイ!」そんな印象を強く受けました。
 今年も昨年同様、生徒会役員がリーダーシップを発揮し、各グループ(学年・男女混合)で話し合い→まとめ→発表が行われ実り多い校内ワークシップとなりました。スマホ利用におけるメリットやデメリットを再確認したり、解決に向けてどう取組むべきかを生徒たちは真剣に話し合っており、今年も感動の連続でした。特に、来年度入学生から始まるBYOD(一人一台端末)の導入に伴い、スマホやタブレットの校内使用における本校のルール決めをしていく必要があります。正式なルールはもう少し時間をかけて決められますが、今日の意見も参考にしながら生徒たちの意見を尊重したものにしていきたいと考えています。こうして実際に使用する生徒たちがスマホマナーに関する意見を出し合い、生徒たちが納得してルールを決めることで、規範意識向上につながるものと確信します。
 最後に大田先生が言われていた、リスクを知った上でリスクを最小限に抑える使用法を考え、正しい知識で正しい行動がとれる人になってほしいと思います。生徒の皆さん、今日はお疲れ様でした。私も大変勉強になりました。

 
 
 
 
 
 
 

こくう映画祭に向けて【生徒会】

 今朝の千種町は-2℃(午前7時時点)と、朝はまだ真冬の寒さが残りますが日中は太陽の日差しを受けポカポカ陽気になりました。周辺の山々や陽の当らない場所はまだ雪が残るものの、千種の街にもようやく春の訪れを感じます。本日で学年末考査が終了し部活動も再開…、放課後は、新年度に向けて各部活動で元気に活動する生徒の姿が見られました。
 さて、本日の放課後、生徒会執行部の生徒が昨年9月から企画・準備を進めている「千種高校こくう映画祭2022」のPRを兼ねて神戸新聞社の村上さんにご来校いただきプレゼン等を行いました。生徒会長の南光開斗くん(2年・山崎西中出身)と生徒副会長の長井大樹くん(2年・波賀中学出身)の想いの込められた熱いプレゼンを聞いて、村上さんも興味を持って話を聞いて下さいました。また、プレゼン後の細やか質問に対し、現状説明や自分の考えをしっかり伝えており村上さんも感心しきりでした。
 コロナ禍で社会全体が暗くストレスを抱えている中で、千種町だからできる強みと高校生ならではの発想を大いに生かした生徒主体の野外映画祭です。様々な課題も残されていますが、地域、行政、SNS、そして神戸新聞をはじめとするメディア等の力をお借りしながら、私たち教員も一緒になって支援していきたいと考えています。
 こくう映画祭の詳細内容は、まだ未確定な部分もあり現時点では紹介はいたしません。しかし、このプロジェクトが成功すれば宍粟市(千種町)に大きな活力をもたらすと共に、生徒たちの大きな自信に繋がると確信します。近々、こくう映画祭に関する詳細を発表する予定ですので、地域・保護者の皆さまには是非ともご協力をいただきますようお願いいたします。神戸新聞社の村上さん、本日はお忙しい中ありがとうございました。今後とも、よろしくお願いいたします。

 
 
 

溢れる感謝の気持ち【47回生】

 1,2年生は学年末考査4日目となりました。コロナ感染が猛威を振るい、今もなお多くの学校で感染者や濃厚接触者がいる中で、今日も欠席・遅刻なしで安定して全員受験ができており、本当に嬉しい限りです。あと一日、頑張ってほしいです。
 さて、昨日の卒業式後、私はどうしても抜けられない出張があり、生徒や保護者と言葉を交わすことなく学校を後にしました。卒業式終了後には、おそらく卒業証書や卒業アルバムを片手に生徒たちが職員室にやって来て、先生方と写真撮影をしたり、アルバムの寄せ書きを書いてもらったり、最後の談笑があったのだと思います。この瞬間は、生徒にとっては勿論ですが、教師にとっても至福の時間で過去の苦労が解き放たれる瞬間です。そんな時間を見ることができずとても残念でした。小さな学校だからこそ生徒と教員の距離が近く、深い関りが持て、話はつきなかったものと想像します。
 一方、今朝出勤すると職員室の私の机に紙袋2つと花束が置いてありました。この紙袋は、スキー部の生徒からの私へのプレゼントのようで朝から感激しました。なんちゃってスキー部顧問なのに、こんな私に…本当にありがとうございました。そして、花束は保護者からのもので「毎日のブログ、ありがとうございました!」と書かれていました。
 毎日生徒や学校の様子をブログで紹介することは時間が割かれます。しかし、私はどんなに忙しくても教頭としての一番の仕事だと思い、何よりも優先して取り組んできました。その取り組みを保護者の方に喜んでいただけ本当に嬉しかったです。つたない内容ですが、これからも可能な限り頑張ります。本当に、有難うございました。

第47回卒業証書授与式

 本日、第47回卒業証書授与式が挙行され、36名の生徒が本校を巣立ちました。コロナ感染拡大防止のため、今年度も来賓はPTA会長のみとし、在校生も生徒会役員のみの参列となりましたが、厳粛かつ温かみのある素晴らしい卒業式となりました。本校は、小規模校であり全員が順にステージに上がり校長先生から手渡しで卒業証書を受け取ります。呼名での大きな返事、凛とした表情、キビキビとした動きに千種高校を誇りに卒業してくれていることが感じられ、その姿を見ているだけで私は感動を覚えました。
 この学年は、クラス全体の学力が総じて高く、部活動でも近畿・全国大会に進出し活躍する生徒が多く、極めて優秀な学年でした。また、明るくノリが良いクラスでもあり、先生方から「非常に授業がしやすい」と評判でした。一方で、担任の舩曳先生は、礼儀やマナー、人としての在り方などを大切にされる先生で、職員室で生徒に厳しく指導される姿をよく見てきました。それでも、生徒たちはその指導を素直に受け止め、47回生の生徒たちは、この三年間の高校生活の中で大きく成長を遂げてきました。本当によく頑張ってきた学年です。
 「ありがとう。お疲れさん。頑張れよ。」私は、そんな言葉を心でつぶやきながら目一杯の拍手で36名を見送りました。進路はそれぞれ違いますが、卒業生の次のステージでの活躍を願うとともに、心から応援していきたいと思います。今日をもって千種高校を卒業となりますが、また成長した姿を見せに来てください。楽しみにしています。