千種高等学校ブログ  Vol.Ⅱ

カテゴリ:2021.11

ハーフラウンド実習【47回生・アクティブ類型】

 11月も今日で終了…早いもので明日から師走を迎えます。年末を迎えると学校も一気に慌ただしくなりますが、心落ち着かせて2学期の締めくくりをしていきましょう。
 さて、今日は3年生アクティブ類型専攻の生徒(10名)によるゴルフのハーフラウンド実習が行われました。3年間を通して教科「アクティブ」においてゴルフの授業を受けてきた生徒たち…林良民ティーチングプロからゴルフの知識、技術だけでなくゴルフを通して礼儀やマナー等も教わってきました。また、千草カントリークラブ様や宍粟市ゴルフ協会様など多くの方々の協力があり3年間、楽しくゴルフを満喫させていただきました。その最後となる集大成として、全員でハーフラウンドをまわり、スコアを競うのです。
 始球式は林プロにより行われましたが、飛距離と正確なドライバーショットに「おーっ、すげぇーっ!」と生徒たちも興奮していました。そして、教員を含め3~4名で9ホールをまわっていきます。少し寒さはありましたが、幸い雨に当たることなく生徒たちは楽しそうにグリーン上のカップを目指します。途中、OBで球が山林の中に入ったり、バンカーにはまり抜け出せないなどミスショットもありましたが、これも愛嬌ですね。みんな、ワ―キャー言いながらとても楽しそうでした。私はゴルフをしたことないのですが、見ていてすごく興味がわきました。是非、次はチャレンジしようと思います。
 生徒の皆さん、ゴルフを通じて学んだことをまたいつか思いおこし、是非またゴルフに親しんでくださいね。林先生、47回生への3年間の指導ありがとうございました。本日の千種高校コンペの上位結果は以下の通りです。
 ★優勝:垣口唯翔くん  準優勝:三木元輝くん  3位:工藤悠斗くん

 
 
 
 
 

考査前の自主学習【全学年】

 今朝の千種町は1℃(午前7時時点)と私が知る限り今シーズン一番の冷え込みとなりました。この週末は千種町内でも雪が舞う時間があったのか、今朝は三室山や後山などの山頂付近の初冠雪も確認できました。本格的な冬の到来です。
 さて、2学期の学年末考査が迫ってきました。本校では考査一週間前から部活動は原則禁止であり、特に用事のない生徒は早めに下校していますが、放課後の教室では多くの生徒がテスト勉強に取組んでいました。1,2年生はもちろんですが、進路が決まった3年生も熱心に勉強しています。生徒に話を聞くと、「分からなければ先生に聞ける」、「家より集中できる」と学校での自主学習のメリットを話してくれました。なるほど…、本校の自慢ですが、先生方は生徒たちのことを一番に考えてくれ、どんなに忙しくても手を止めて丁寧に指導してくれます。先生方、ありがとうございます。
 2学期のヤマ場となる期末考査をみんなで乗り切り、楽しい年末を迎えられるよう頑張りましょう!頑張れ、千高生!!

 
 
 

おいしい米コンテスト決勝大会 in 庄内町

 本日、山形県東田川郡庄内町で開催された「第15回あなたが選ぶ日本一おいしい米コンテスト」高校生部門の決勝大会がJA庄内たがわ新余目支所で行われました。本校から1学年生徒を代表して大垣風空さん(山崎南中出身)と担任の村上先生に参加してもらい、決勝に勝ち上がった本校を含む全国6校の中でトップ(最高金賞)を目指してご飯のおいしさを競いました。午前中は、お米づくりの取組みや宍粟市のPRなどのインタビューに応じてくれた大垣さん、予想していなかった展開に緊張したと思いますが、しっかりと想いを伝えてくれました。そして午後からいよいよ審査がスタートします。審査は決勝に進んだ6校のご飯のサンプルを十数名の審査員が一斉に食べ比べ、得票数の多かったご飯が最高金賞になるという一発勝負の審査方法でした。参加した生徒や先生方も食べ比べたそうですが、どのお米も甲乙つけがたいほど美味しかったそうです。そして、15時に結果発表があり最高金賞は宮城県立農業高等学校のお米に決定しました。本校は惜しくも最高金賞は逃しましたが、それでも全国2位に相当する金賞が確定しました。
 私は、現地の村上先生からのLINEが届くたびにハラハラしながらその場にいる気分で自宅から見守っていましたが、この一年間の生徒たちの頑張りを心から讃えたい気持ちになりました。昨年は全国農業高校お米甲子園での金賞、今年も日本一おいしい米コンテストでの金賞です。全国の舞台で千種町のお米がおいしいと証明された訳です。2年連続で金賞が受賞できたことを1学年の生徒、本校の全生徒、お米づくりに係わってくれた中高生をはじめ多くの方々と共に喜びたいと思います。本当に、よく頑張ってくれました。
 今年の総合的な探究の時間を活用した1学年のイネの栽培で得た課題は、来年の1年生にまた引き継がれることでしょう。来年も、最高金賞を獲得するための探究活動は続きます。大垣さん、村上先生、今回は学校を代表し参加してくれてありがとうございました。胸を張って金賞の賞状を持ち帰ってください。
 なお、この金賞米は今後、ちくさ学校給食センターへの寄贈、1月には宍粟市内の道の駅で販売と売上金の寄付等を計画しています。是非、本校生と千種小中学生が育てた美味しいお米をご賞味ください。

  
 
 
 

Kiss FM KOBEがやって来た!

 今年度、兵庫県農政環境部・兵庫県米穀事業協同組合・おいしいごはんを食べよう県民運動推進協議会が主催する、「お米de部活応援!事業」に本校の硬式野球部が応募したところ、なんと厳しい倍率の中当選し、兵庫県産米(上限140kg)を無償で提供いただくことになりました。本事業は、生徒や学校、保護者に効率よくエネルギーを接種できるごはん食について知ってもらい、ごはん食を普及させることを目的に実施されています。
 硬式野球部員は10月以降、郵送されてきた兵庫県産米をマネージャーが毎日炊飯器で炊いて放課後に捕食としていただいていますが、今日はなんとその様子をKiss FM KOBEの方が取材に来られたのです。Kiss FM KOBEのリスナーの方なら誰もが知っているサウンドクルー藤原岬さんをはじめスタッフの方々が、本校に来てくださり私も非常にテンションが上がりました。
  今回は、硬式野球部と女子バレー部(一部ライフル射撃部)が参加して収録に臨みましたが、藤原岬さんの「普段、どれくらい食べるの?」「好きなご飯のおともは何?」などの流暢な質問に「3合ぐらいです!」「酸っぱめの梅干しです!」と返答する生徒たち…、少し照れていたようでしたがしっかりと受け答えができていました。貴重な経験になりましたね。
 本日収録した内容は、1月24日(月)~28日(金)の5日間連続で、夜9時55分から約3分30秒、Kiss FM KOBEのラジオで放送される予定です。保護者の皆さま、地域の皆さま、是非お聞きください。本日は、遠方より本校の収録にお越しいただいた藤原岬さんほかスタッフの方々、本当にありがとうございました。放送を楽しみにしております。

 
 
 

楽しいバウムクーヘン作り【47回生】

 今日は朝からずっと雨が降り続いており、寒さもステップアップした感じですね。これまで暖かすぎたのですが、明日以降は12月並みの寒さになるようで、放課後の清掃の時間には待望のストーブが設置されました。また、今年度より乾燥防止のための空気清浄加湿器を購入いただき、同時に各教室へ設置しました。明後日からは、暖かい教室で授業ができそうで良かったです。
 さて、今日は3年生フードデザインの授業でお菓子作り第二弾「バウムクーヘン作り」に初挑戦した生徒たちの様子を紹介します。本格的な洋菓子をつくる設備や器具はありませんが、身近な調理器具や材料を用いてどれだけ上手く焼き上げれるかがポイントです。前回のチーズケーキは、生地を作ればあとはオーブンが調理してくれましたが、今日はそうはいきません。生地を流し入れる量や火力、油を敷くタイミングや量などのテクニックを要します。最初は焦げたり、いびつな形になったりと生徒たちは悪戦苦闘しており、お世辞にもバウムクーヘンとは言い難いものでした。しかし、焼き上げていくたびにコツを掴んだようで最終的にはバウムクーヘンに見える代物になっていきました。
 見ていて感じたのは、生徒たちのチームワークと失敗からの修正能力の高さです。班員で協力しながら「もっと次はこうしよう」とか他の班を見ながら「こんな方法でやってみよう」など試行錯誤の中で実践力を身に付けていました。これぞ主体的な学びであり生きた知恵を得ていると感じました。3年生の皆さん、楽しいお菓子作りを見学させてもらいありがとうございました。家に持ち帰り、美味しく召し上がってくださいね。

 
 
 

目指せ、近畿の頂を!【ライフル射撃部】

 今週末の20日(土)、21日(日)に大阪府の能勢ライフル射撃場にて近畿高等学校秋季ライフル射撃選手権大会が開催されます。本校から兵庫県を代表し猶原宏海さん(2年・千種中出身)と藤原唯羽さん(2年・一宮南中出身)が出場しますが、今日は放課後に大会直前の練習の様子を見に行きました。
 張り詰めた空気の中で、真剣な表情で標的に向けライフル銃を構える生徒たち…近畿大会に出場するしないに関係なく部員全員が高い意識でトレーニングに励んでいました。部の雰囲気が悪いとその雰囲気が競技に悪影響を及ぼしますが、ライフル射撃部は部員みんなで高め合う良い雰囲気が漂っており、素晴らしいと感心します。顧問の高橋先生が見ていようが見てなかろうが関係なく、コツコツと積み上げる練習が出来ています。その中で、近畿大会に出場する二人も状態を上げているようで、猶原さんは先日の練習で自己記録をマークしたと聞いています。
 勝敗や順位は相手があることなのでやってみないと分かりませんが、近畿大会本番でも平常心を保ち自己ベストを目指し頑張ってほしいです。現在、校舎には二人を応援する懸垂幕が掲げられています。昨年度この大会で3位となり、全国大会出場を決めた秦陽乃さん(3年)に続いてこの週末、吉報が届くことを願っています。頑張れ、ライフル射撃部!!

 
 
 

チーズケーキ作りに挑戦【47回生】

 今朝の千種町は4℃(午前7時時点)とよく冷え込みましたが、青空が広がり紅葉が映える気持ちのよい一日となりました。それでも日の差し込まない廊下や階段などの校舎内は寒い…。生徒も教職員も毎日給食をいただいていますが、暖かいご飯や汁物が体を温めてくれ有難みを感じます。今日の給食も美味しかった~…、ちくさ学校給食センターの皆さん、いつも有難うございます。
 さて、一昨日の3年生「フードデザイン」の授業では、調理室を使用してのチーズケーキ作りが行われました。新型コロナウイルス感染拡大防止のため、長い期間こうした実習が出来ず生徒も教員もフラストレーションが溜まっていましたが、久しぶりの実習に生徒も大喜びでした。ビスケットを砕いて紙型の底に敷き、そこへ生地を流し込みます。オーブンで焼き具合を確認しながら待つこと30分…甘~い香りが漂ってきました。私も頂きましたが甘すぎず重すぎず、家庭科の授業で作ったレベルを超えており非常に美味しかったです。生徒たちは、ビニールでラッピングをして昼食後のデザートでいただいたり、持ち帰って食べたようです。
 来週は、お菓子作り第2弾の「バームクーヘン作り」に挑戦します。班で協力して美味しいバームクーヘンを是非作ってください。三宅先生、コロナ対策をしながらの実習で気苦労も多いと思いますが、生徒たちの学習意欲を高める実習を取り入れてくださり、ありがとうございます。来週も、よろしくお願いいたします。

 
 
 
 

高校生がまちづくりの主役に【生徒会】

 一昨日の14日(日)に、千種小学校体育館にて「ちくさまちづくり委員会」が行われ、本校の生徒会執行部の13名が参加しました。生徒会では、これまでもまちづくりに関する独自のアンケートの作成や小中高生への調査を実施しており、今日はその調査結果を報告しました。報告者は藤原唯羽さん(2年・一宮南中出身)で、アンケート結果をプレゼンにして分かりやすく参加者に伝えました。この結果をもとに、小中高生の率直な意見が魅力ある千種町の推進に役立てられれば嬉しいです。また、生徒会長の南光開斗くん(2年・山崎西中出身)から、来春4月開催予定の「野外映画祭」について説明がありました。千種の雄大な自然を活用した、企業、行政、大学、メディア等を巻き込んだ高校生中心の壮大なプロジェクトです。南光くんの見事なプレゼンと熱い想いに多くの町民の方々の賛同を得ることができました。
 意見交換会では、グループワークの中で高校生の視点から千種のまちづくりについて積極的に意見を出し、将来像を語ることができました。最後の全体発表で1年生の小松煌くん(1年・千種中出身)が「町で決めたことに従うだけでなく、僕たち高校生が考えたビジョンを知ってもらい、それを進めていくような事ができたらいい」と力強く主張していたのが印象的でした。素晴らしい!!また、参加した千種高校生の中には千種町外の生徒も多いですが、一人ひとりが千種の未来について本気で考え行動できており本当に感動しました。
 年明けには、第2回の意見交換会が予定されていますが、今回の経験を活かしながら、さらに地域とのつながりが強い千種高校になっていくことを願っています。生徒会執行部の皆さん、お疲れ様でした。

 
 
   
 

速報!今年も金賞が確定【49回生】

 昨日の夕方、嬉しい嬉しすぎるニュースが飛び込んできました!本校1学年と小中生とが合同で育ててきたお米を2つのコンテストに出品していたのですが、今年初めて応募した「第15回あなたが選ぶ日本一おいしい米コンテスト」高校生部門で決勝大会への出場が決まりました。この時点で「金賞」は確定です。やりました~っ!私は、嬉しすぎて昨日、主催の庄内町役場に「ありがとうございました!」と電話でお礼を言いました。
 このコンテストは事前に応募があった一般審査員が無作為にご飯を食べ比べ採点する方式で、その合計点が高かった上位6校のみが決勝に進出できます。決勝大会は、今月27日(土)に山形県庄内町で行われ、トーナメント方式で最高金賞を決めます。決勝においても同じ条件でお米を炊いて、5名の審査員の舌で勝敗を競います。
 昨年度、金賞を受賞した「全国農業高校お米甲子園」も出品しており、この一次審査は食味計を使用した食味値で最終審査のノミネート校を決め、最後は食味鑑定士の舌で優劣を決めます。それぞれ審査方法が違いますが、いずれにしても、「美味しい」と認められ決勝に残れたことを誇りに思います。(お米甲子園の1次審査結果は来週末頃に判明予定)
 夕方にこのニュースを聞いたので、本校生も町内の小中学生にもこのニュースは伝えられていませんが、来週月曜日に各校担任の先生から報告してもらう予定です。地元小中生をはじめ、田住先生、JAハリマの方々、宍粟市役所など千種町あげて取り組んできたお米作りがこうして全国の舞台で認められたことを地域の誇りにしていきたいと思います。ありがとうございました!

近畿・全国大会での健闘を祈る【ライフル射撃部ほか】

 今朝の千種町は4℃(午前7時時点)とこの秋一番の冷え込みとなりましたが、霧が晴れると久しぶりの青空が広がりました。色づく山々と低い位置でわずかに残された白い霧、そして青空のコントラストが最高に美しい風景を作り出していました。千種高校に勤務できて良かった~っ…絶景のど真ん中で私たちは教育ができることを幸せに思います。
 さて今日は、今週末の全国青年弁論大会に出場する世良紗也果さん(※今朝の神戸新聞朝刊に記事が掲載)と11月20日~21日の近畿秋季ライフル大会に出場する猶原宏海さん(2年・千種中出身)、藤原唯羽さん(2年・一宮南中出身)の壮行会が行われました。
 顧問の先生方から3人の人柄が伝わる素晴らしい紹介の後、生徒会長の南光開斗くんより、ライフル射撃部2名に対し「二人の努力の姿はスゴイし、是非その努力の成果を発揮してほしい」、世良さんへは「こんな事が出来るんだ…と私たちに勇気と希望を与えてくれた。世良先輩の想いは必ず伝わるので頑張ってほしい」と激励の言葉がありました。そして、猶原さんは「楽しんで力を発揮したい」、藤原さんも「緊張感を楽しんできます」と決意を述べてくれました。また、世良さんも「たくさんの方々がサポートしてくれた。その気持ちをもって大会に臨む」と感謝の言葉を述べていました。
 最後に、世良さんの弁論発表を全校生で聞きました。「世良ちゃん、凄すぎる!!」それは、7分間もの長文を完璧に自分のものとし、見事な表現力で聴衆を釘付けにするものでした。緊張したと思いますが、多くの聴衆を前にした堂々たる発表に身震いしました。時間も6分54秒と完璧で、相当読み込んできたんだと感じました。本当に素晴らしい発表をありがとう。14日(日)に愛知県一宮市で開催される全国大会での健闘を心から祈っています。