千種高等学校ブログ  Vol.Ⅱ

カテゴリ:2021.1

簿記検定に向けて【47回生・ベーシック類型】

 今朝の千種町は積雪5cmと再び雪景色となりました。同じ宍粟市内でも山崎町内は雪がちらつく程度で積雪はありませんが、北上するごとに雪の降り方が変わっていくのがよく分かります。今日は1年生アクティブ類型の生徒が午前中スキー実習でしたので、新雪の中スキーができ良かったです。
 さて、県教委の研究指定を受けて、2年生ベーシック類型(18名)の生徒たちが一年間を通して和田山高校との遠隔授業の中で「簿記」を学ばせていただいています。その教科の目標の一つである「簿記実務検定試験」が、この週末24日(日)に控えていることから、和田山高校の霜尾先生のご厚意により、今週は放課後に遠隔授業での補習が行われています。今日はわずか2名しか補習を受けていませんでしたが、スクリーン越しに霜尾先生の話を熱心に聞き入っていました。一年間の学力の定着や遠隔授業の成果が問われる検定試験ですので、私たちとしてもどのような結果が出るか興味深いのですが、一人でも多くの生徒が合格してくれることを願っています。
 山間部の小規模校で教員も少なく学びの領域が限定されやすい本校のような学校でも、一定の設備と教員間の創意工夫があれば本来学ぶことができない教科・科目の授業が受けられる…。遠隔授業の可能性を本校と和田山高校との取り組みを通じて発信していきたいと思います。頑張れ!2年生!!



 

研究成果発表会【46回生】

 1,2学期に比べ非常に短い3学期。とりわけ3年生は2月以降自由登校となるため、実質1月29日(金)までしか全体登校はありません。そう考えると、卒業までの登校日数は今日を含めて12日、いよいよ残り少なくなったと感じます。来週からは、高校最後の定期考査となる「卒業考査」が行われ、授業に関して言えば今週の5日間で終わりですね。3年生は今、どんな心境なのでしょうか?きっと「やっと終わる」という安堵の気持ちと将来への希望、そして一抹の寂しさを感じているのではないでしょうか?高校に来たくても来れない、来なくていい…受け取り方はそれぞれですが、高校生活の最後をしっかりとした態度で締めくくってほしいです。
 さて、今日は3年ベーシック類型とアクティブ類型の生徒が専攻する科目「スポーツ総合演習」の発表会が行われました。1年間を通じて、体育に関する調査・研究を通して学んだことをプレゼン形式で聴衆に向け発表しました。自分の興味あること、疑問に思ったことを2~3分にまとめ発表するのですが、テーマに個性が溢れておりとても面白かったです。「野球で一番ヒットが出るカウントは?」のテーマで1年間の試合のスコアを分析する生徒もいれば、「バレーボールでジャンプ力を上げる方法」について実験データをもとに説明する生徒もいました。特に「ウォーミングアップとパフォーマンスの関係性」についてプレゼンした福居賢太君の発表は、引用したデータでなく繰り返しの実験から訴えており説得力がありました。また、発表後の質問攻撃にも適切に分かりやすく回答できており、主体的に取り組んできた様子が伺えました。
 発表した3年生の皆さん、お疲れ様でした。これからも様々なことへ疑問を持ち、探究心を磨き続けて下さい。そうした発想力、行動力、表現力等のある人を世の中は求めているのです。

 
 
 

金賞米の寄贈【48回生】

 今朝の千種町は-3℃(午前7時時点)と冷え込んでいたのですが、この所の強烈な寒さに体が慣れてきたのか、さほど寒さを感じませんでした。そして、昼間は10℃を上回るまで気温が上昇し、とても過ごしやすい一日でした。
 さて、明日から19日(火)までスキーの県総体及び国体予選が、おじろスキー場および氷ノ山国際スキー場で開催されますが、本校からもクロスカントリー競技とアルペン競技にそれぞれ2名ずつが出場します。十分な準備期間はありませんでしたが、上位大会に出場できるようベストを尽くしてほしいです。また、週末は大学共通テストも実施され3名が受験します。これまで努力してきた自分を信じ、こちらも力が発揮されることを願っています。頑張ってください!
 一昨日(13日)の放課後、ちょうど「4時!キャッチ」の取材の裏で、1学年の生徒が栽培してきたお米(30kg)をちくさ学校給食センターへ届けに行きました。昨年も同様に寄贈し喜んでいただきましたが、今年は「金賞」のプレミアがついたため、町内の児童・生徒をはじめ先生方にさらに喜んでいただけるのではないかと思います。給食センターの方によると、このお米は1月21日(木)に使用される予定で、この日の副食は千種小の児童が考えたメニューとなるそうです。高校生の栽培した金賞のご飯と小学生考案のおかずのコラボメニューが今から待ち遠しいです。ちくさ学校給食センターの皆さま、楽しい企画をありがとうございます。どうぞ、よろしくお願い致します。



4時!キャッチ生出演【カルチャー部ほか】

 今日は学校創立記念日(創立73年目)により生徒は休業日です。久しぶりに温かい日差しを感じる好天となりましたが、登校する生徒の姿は少なくとても静かな一日でした。兵庫県にも緊急事態宣言が発出されたこともあり、生徒の皆さんも今日は自宅でゆっくり過ごしていることでしょう。
 さて、昨日16時からのサンテレビ番組「4時!キャッチ」の学校紹介のコーナーで、本校を取り上げていただきました。事前の打ち合わせは生徒交えて何度かしてきましたが、生放送ということで見ている私たちもドキドキでした。生徒たちもこれまで経験したことのないテレビ出演に相当緊張した様子でしたが、ディレクターの方に「高校生なんやから噛んだり、詰まったりして当たり前、その方が高校生らしいてええんよ」と声をかけていただき、少し安心していました。
 前半は学校紹介等で、生徒会代表2名と1年生代表3名が出演しました。「少し詰まってしまった…」と納得いかなかった生徒もいましたが、ぶっつけ本番の中で上場の出来だったと思います。また、後半はカルチャー部の紹介で部員7名が出演、約90秒の和太鼓演奏を完璧に演奏しました。出演が決まってから、一度は引退していた3年生への協力依頼から始まり、冬季休業期間も含め猛特訓を積んできた部員たちですが、失敗の連続の中で最後に一番の演奏が出来たことが何よりの喜びでした。放送後に見せてくれた、達成感の笑顔は忘れられません。本当にお疲れ様でした。また、全面的に協力、指導して下さった外部講師の山田先生の存在があったからこその演奏でした。山田先生、ありがとうございました。
 今回のテレビ出演を通して、この放送を成功させようと様々な方々に協力をいただいたきました。そして、生徒たちもすごく貴重な体験をさせていただきました。サンテレビスタッフの方々をはじめ、協力くださった多くの皆さまに心から感謝いたします。ありがとうございました。
 
 
 

会話ない静かな給食【全学年】

 本日、新型コロナウイルス感染拡大により、兵庫県にも緊急事態宣言が発令されることが決まっています。感染者が出ない限り学校は通常通り行われますが、社会的な動きとして飲食店等の営業時間短縮や外出自粛、テレワークの推進やイベント開催要件の見直し等、様々な制限が強化されるようになります。一人一人が他人事と思わずこの局面に向き合い、私たち教員も含めさらなる感染防止に向けた意識を持たなければなりません。
 本校としても、生徒のみなさんが安心して学校生活を送れるよう、感染リスクを少なくするための指導を行っていきます。最近は、特にマスクを外した時(飲食時、部活動時、登下校中など)の飛沫感染が多い傾向がありますので、マスクなしでの会話等は注意してほしいと思います。
 さて、本日から3学期の給食がスタートしましたが、その様子を見に各学年の教室にお邪魔しました。給食指導の先生方の指導に従い、密を避けるため分散での給食が行われていました。また、全員前を向いて私語なく静かに黙々と食事をいただいており、正しい行動がとれていました。本当に素晴らしいです。当面は、こうした食事形態での給食にりますが、今後も協力をお願いしますね。可愛そうな気持にもなりますが、だからこそ一日も早くこれまでの日常が取り戻せるようにみんなで協力していきましょう。