千種高等学校ブログ  Vol.Ⅱ

カテゴリ:2020.8

2学期が始まりました!【全学年】

 例年に比べ短い夏季休業が終了し、本日より2学期がスタートしました。夏季休業とは言うものの、部活動や補習、三者面談や面接指導などがあり、ゆっくり過ごせなかった生徒も多いかと思いますが、みんなが元気に登校してくれたことを嬉しく思います。2学期も可能な限り、千種高校の日常をブログで紹介していきますのでどうぞよろしくお願い致します。
 本日の始業式でも校長先生や保健部長から話があったように、新型コロナウイルスはより身近なものとなっており、2学期も気を緩めることはできません。私たち教職員も気持ちを新たに感染予防に取組んでいきますが、ご家庭におきましても引き続きご協力をお願いいたします。

 
 

新チーム躍動!【硬式野球部】

 令和2年度秋季高等学校野球大会地区予選会が各地区で始まっています。千種高校に赴任して高校野球を身近に感じるようになりましたが、夏季大会が終わってわずか2週間ほどで新チームの大会が行われ、夏季休業は顧問、生徒にとって非常にタイトで体を壊さないかと心配します。

 本校の硬式野球部も夏季大会を終えた次の日から猛暑の中、秋季大会に向けてお盆休みも関係なく練習を積み重ねてきました。技術も体力も考え方も未熟な12年生を監督はじめ4名の野球経験豊富な顧問がそれぞれ打撃、守備・走塁、投手等のコーチとなり一人一人を丁寧に指導している姿に頭が下がる思いです。と同時に、本校は指導者に恵まれた学校だと改めて感じています。

 さて、本校の秋季大会予選会の初戦は22日(土)ウインク球場で姫路高校と対戦しました。世良優和(1年・一宮北中)と平田倭生(1年・千種中)の1年生バッテリーが毎回のようにピンチを迎えても、最少失点でしのぎしっかり守りきると、攻撃ではゲーム後半に森下晴斗(1年・波賀中)、平田のバンドヒットや、立尾日向大(1年・千種中)や平田が効果的に追加点をあげ、9対4で勝利しました。

 高校に入学してわずか数か月、実戦経験も少なく、顔つきにも幼さが残る1年生たちが、この期間に着実に力をつけ、本番でその力を発揮してくれました。「ナイスゲーム!!」決して突出した素質はありませんが、生徒の素直な心と顧問の情熱が実を結んだ素晴らしい勝利に今日も感動しました。

  
   
  

熱き主将の背中を胸に刻め【卓球部】

 8月3日(月)~4日(火)、総体卓球競技西播予選代替大会がウインク体育館で行われました。
 3日(月)は団体戦が行われ、男子は姫路飾西高校と対戦し、フルセットの試合が続くものの、惜しくも2-3で敗れ、1回戦敗退となりました。女子は1回戦に琴丘高校と対戦し、3-2で見事勝利し、初戦を突破しましたが、2回戦では西播地区で1位の座を守る姫路商業高校と対戦となり、善戦しましたが、0-3で敗れ2回戦敗退となりました。
 4日(火)は個人戦シングルスが行われ、引退せずに残った3年生キャプテンの宮本皓稀(千種中)が手に汗握る白熱した試合を繰り広げ、ベスト16に入ることができました。また他の3年生も最後の大会でそれぞれがベストを尽くし、本当に良い試合をしてくれました。創部当初から卓球部を支えてきてくれた3年生本当にありがとう、お疲れ様でした。
 1・2年生は思うような結果を残せず悔しい思いをした生徒や、3年生の活躍する姿を見て感化された生徒も多いと思います。これからは今以上に練習に真剣に取り組み、切磋琢磨して上を目指していきたいと思います。今後とも応援のほどよろしくお願いします。

  
 

☆ライフル射撃部夏の陣☆

予定されていた総体の代替大会が急遽中止となり、8月1日(土)に校内で記録会を行いました。楽しさの中にも緊張感のある良い記録会となりました。3年生はこれで引退です。最後の大会はなかったですが、大会に向けて努力したことが今後の人生に役立つはずです。部活動で培った経験を糧に、今後は進路実現に向けて頑張って下さい!!!

     

胸を張れ 君たちは僕らの誇りだ【硬式野球部】

 本日、夏季高校野球大会の第3回戦がウインク球場で行われました。相手は、姫路飾西高校でしたが今日も手に汗握る好ゲームとなりました。3回表、山口大翔(3年・山崎西中)と村上生馬(3年・千種中)の連続ヒットでチャンスをつくると、3番梅本稜大(3年・千種中)、4番西岡宥紀(2年・山崎西中)の連続タイムリーで3点を先取。4回裏に同点に追いつかれても、5回表に西岡のタイムリーで4対3と再びリード。7回裏にまたも同点とされますが、9回表に西岡スクイズで5対4と三度リード。終始優位に試合を進めてきましたが、9回裏にサヨナラ打を浴び、ゲーム終了となりました。
 ゲームセットの瞬間、9回を投げ抜いたエース山口は泣き崩れ、周囲の仲間たちが励まし優しく声をかける姿を目にしました。試合途中、脱水症状から足がつる場面があっても、あえて最後まで山口に託した監督の気持ちや最後まで相手に向かっていった姿を見て、誰が君を非難をしようものか。僕は言いたい…負けは負け、それは認めざるを得ない。でも、各学年1クラス規模の学校が6クラス規模の学校と互角に渡り合えているだけで僕は素晴らしいと思う。どうか胸を張ってほしい。君たちは千種高校の千種町の誇りであることは間違いない。