千種高等学校ブログ  Vol.Ⅱ

カテゴリ:2020.6

給食もコロナ対策【全学年】

 本校は、兵庫県の全日制高校で唯一「給食」が提供される学校です。ちくさ給食センターの方々にお世話になり、町内の小中学校と同じ内容の食事を生徒も職員もいただきます。地元食材を使用した手作りの給食は、とっても美味しく、千種高校の活力源となっています。
 楽しみな給食の時間ですが、コロナ対策は欠かせません。食事前後の手洗い・消毒はもちろんですが、3密を避けるため配膳を廊下で行ったり、食べる教室を分散したり、食べる時は全員同じ向きで会話は控えるなど…細かなルールを決めて実践しています。1日もはやく楽しく食べられる日が来てほしいですが、今は我慢です。生徒たちは、今日も黙々と給食を食べていました。

  
  
 

郷土伝統文化を引き継いで…【カルチャー部】

 千種の四季折々の自然と人々の暮らしをこよなく愛した仲間たちによって生まれた「千種太鼓」。本校には、その郷土伝統文化を継承している「カルチャー部」があります。放課後、校内に響きわたる太鼓の音に引きつけられて見学に行くと、6人の部員たちが顧問の先生と一緒に息を合わせ練習に励んでいました。ものすごい迫力!!!
 コロナの影響により様々なイベントが中止となり、次の発表の場がいつになるか見えない中でも、気持ちを切らさず練習に励む姿に心を打たれました。「練習ができるようになっただけでも嬉しい…。」生徒の言葉に感謝の心と和太鼓の魅力が伝わってきました。

  
  

遠隔授業で学校間交流【47回生】

 全学年揃っての通常授業がスタートしました。感染予防策を講じながらの学校生活であり、様々な制約はありますが、この日が迎えられたことを心から嬉しく思います。
 本日、4限に2学年(ベーシック類型)の簿記で和田山高校との「遠隔授業」が行われました。これまでも、和田山高校から配信されるモニターを通じての授業は何度かありましたが、和田山高校の生徒が加わっての遠隔授業は初めてです。生徒たちは、モニター画面を通じて、和田山高校の生徒たちと同じ授業を真剣な表情で受けていました。
 県から研究指定を受けて始まった遠隔授業。まだまだ手探りの部分は多いですが、本校では学ぶことができない専門科目を遠隔授業を通して他校の先生から学ぶ機会として、今後さらに充実したものになるよう取り組んでいきます。

    
    

標的をめがけて...【ライフル射撃部】

本校には、県下で5校しかない珍しい部活動があります。その名も「ライフル射撃部」です。10m先にある標的をビームライフルを使用し60分で60発打ち抜き、その正確さで得点を競います。約5kgもあるライフルを操作しながらの競技は、集中力だけでなく体幹などの筋力が必要で、部員は汗にまみれながら補強運動に取り組んでいました。昨年は、本校からも全国高校総体に出場するなど、少人数ながら実績を残しています。只今、部員大募集中です。1年生のみなさん、興味がある人は是非、4階被服室に見学に来てください。

 

全力体育!【48回生】

1学年の「体育」の授業では、1学期の主な学習内容として集団行動やラジオ体操、補強運動などの体育の基礎基本を学んでいきます。驚いたのは、声の大きさ、機敏な動き、真剣な眼差しです。球技や武道などの競技性はなく、決して楽しい授業ではないと思いますが、1学年の生徒の一生懸命な姿に千高生の素晴らしさを感じました。来週からは、本格的に通常授業がスタートします。 
高校生活に慣れるまでもう少し時間が必要かと思いますが、頑張れ48回生!みなさんを心から応援しています。