千種高等学校ブログ  Vol.Ⅱ

 本日の千種高校

ハーフラウンド実習【48回生・アクティブ類型】

 本日3年生アクティブ類型では、3年間の教科「アクティブ(ゴルフ)」の総まとめとして、ハーフラウンド実習が行われました。1限目から千草カントリークラブへバスで移動し、昼食を挟んで終日ゴルフ三昧の贅沢の時間を過ごしました。3組に分かれて順次コースを回った生徒たち…、「ベストスコアは出せたでしょうか?」結果はどうあれ、松浦校長先生や宍粟市ゴルフ協会の皆さまも加わって和やかな楽しい時間になったものと思います。

 今日のハーフラウンド実習で3年生は、3年間のゴルフの授業は終了となります。様々な方々のご協力により成り立っている授業ですが、特に素晴らしいゴルフ場を使用させていただいた千草カントリークラブの皆さま、ゴルフ用品を提供いただいた宍粟市ゴルフ協会の皆さま、そしてゴルフの基礎基本を座学や実習を通して熱心にご指導いただいた林良民ティーチングプロには大変お世話になりました。心より感謝申し上げます。生徒の皆さんには、3年間ゴルフの授業を通して得た学びを、今後の人生に活かしてほしいです。そして、またいつか「ゴルフやってみようかな!?」と思ってもらえたら嬉しいです。本日の上位入賞者は以下の通りです。豪華賞品ゲット、おめでとうございます!

優勝:平田倭生くん(千種中出身)、準優勝:長谷川仁くん(山崎南中出身)、3位:西畑海希くん(山崎西中出身)

トイレリニューアル!

 今朝の千種町は10℃(午前7時時点)と雨上がりで、暖かい朝を迎えました。本日より修学旅行を終えた2年生が加わって、静かだった学校生活に活気が戻りました。寒暖差が大きいため、体調不良を起こしやすい時期ではありますが、12月1日(木)からは期末考査がスタートします。しっかり体調管理に努めていきましょう!

 さて、7月末から特別教室棟(1~4F)のトイレ改修工事が行われ、生徒の皆さんには不便をかけてきましたが、約4カ月の工事期間を経てトイレがリニューアルオープンしました。タイル張りの昭和のトイレから、スタイリッシュでオシャレなトイレに生まれ変わり、トイレの時間が快適になること間違いなしです。しかも便座は、事務室のご尽力により「暖房便座」にしていただいています。冬場のトイレでも安心して使用できますね。清掃の方法もこれまでと変わりますが、みんなで美しいトイレを保てるよう管理していきましょう!なお、特別教室棟トイレに引き続き、次は本館トイレの改修工事を行います。3月頃まで、生徒・職員の皆さんにはご不便をおかけ致しますが、ご協力をお願いいたします。

市長・OB市職員とのトークセッション【50回生】

 昨日5,6限目、1年生の「総合的な探究の時間」において、宍粟市の福元晶三市長をはじめ宍粟市役所に勤務する千種高校OB5名を講師としてお招きし、「市長・OB市職員とのトークセッション」を開催しました。2週間前にも「移住者とのトークセッション」を行ったばかりですが、様々な視点で生徒に宍粟市についてアプローチをし、その魅力と課題、そして今後の改善策等について考えてもらいたいと企画されました。

 当初この授業計画を提案された時、「忙しい福元市長が学校に来てくれる訳がない…」と思っていましたが、ダメもとで依頼した所、スケジュールを空けてくださり今回のトークセッションが実現しました。もう、本当に感激です。福元市長様、OB職員の皆さま、本当にありがとうございました。

 最初に福元市長よりご講話をいただき、自己紹介後に宍粟市の施策や目指すべきビジョン等についてお話いただきました。そして、探究活動を始める生徒たちに向け、「宍粟市は何もないと言われるが、今あるものから皆さんのアイデアで付加価値をつけ価値を生み出してほしい。そして、魅力ある宍粟市をともに作っていこう!」とエールをいただきました。次に、OB職員から自己紹介や高校時代の思い出、現在の仕事内容、宍粟市に対する想い等についてお話いただきました。最近本校を卒業された20代・30代の先輩方のお話に、生徒たちは親近感を抱きながら真剣な眼差しで話を聞き入っており、本当に多くの学びがありました。その後、班別に分かれてOB職員を囲んでのグループワークを実施。移住者とのトークセッションから導き出した宍粟市の魅力と課題を軸に、さらに深い議論を行いました。その様子を見ていて感じたのは、生徒たちが予想をはるかに超えて意欲的に意見し参加していること…。福元市長も、生徒の取組に巡回しながら目を細めておられました。最後は、班の代表者からまとめの発表があり、高校生目線の新たな取り組みや問題解決に向けた対策案が発表されました。クラス委員長の馬場悠太朗くん(一宮南中出身)は、「市長が来てくださると聞いて最初は緊張したけど、宍粟市をもっと知りたいと思えるようになった。今後の学びに繋げたい。」と講師の皆さんに謝辞を述べていました。

 「いやぁ、スゴイ!!」学年主任の筏先生をはじめ1学年の先生方が、本校の「総合的な探究の時間」をより良いものにするために働きかけた新たな取り組みに、市長をはじめとする講師の皆さまが協力してくださり、生徒がその趣旨を理解して主体的に学ぼうとする姿に今日もまた感動しました。今日のトークセッションが今後の探究活動にしっかりと繋がってくれることを期待しています。福元市長、OB職員の皆さま、本当にありがとうございました!

鎌倉班活動~江ノ島ビーチクリーン【49回生】

 49回生修学旅行団は、予定通り9時45分に鎌倉駅に到着し午前中は市内の班別自由行動を行いました。鎌倉八幡宮や大仏などのパワースポットや歴史的建造物を巡ったり、お土産を購入したり、オシャレなスイーツ店などで休憩したりと生徒たちは鎌倉の街を楽しんだことでしょう。そして、レトロでオシャレな江ノ島電鉄に乗って鎌倉駅から江ノ島駅までの電車の旅へ…、キラキラと輝く湘南海岸を眺め、仲間と談笑しながら青春の1ページを刻んだのではないでしょうか?サザンの歌が聞こえてきそうな光景ですね。

 その後、江ノ島付近の湘南海岸で環境保全学習のための奉仕活動(ビーチクリーン)を行った生徒たち…、広い砂浜を歩きながらゴミを見逃さず見つけ出し作業に没頭しました。目に見えるビニール製品等大きなものだけでなく、マイクロプラスチックと呼ばれる小さなプラスチック片が大量に見つかりました。私たちの生活が、地球環境を大きく悪化させていることを目の当たりにし、豊かな自然を守っていかけばならないと感じたに違いありません。

 現在、江ノ島を後にし羽田空港の待合席で飛行機の搭乗を待っています。初の飛行機搭乗にワクワクしている生徒も多いかも知れません。空から眺める美しい夜景を楽しんでほしいです。

 

ホテルの部屋はこんな感じ【49回生】

 おはようございます。49回生修学旅行団は4日目の朝を迎えました。3泊4日をディズニーホテルで過ごし、ディズニーの世界をホテル内でも存分に感じてきました。朝食風景しかホテルの写真がなかったため、高橋先生に部屋の中の写真をリクエストしました。お土産がどんどん増えて散らかっている部屋も見られますが、快適なホテルで優雅で楽しい時間を過ごすことができました。(写真は昨晩のものです)

 修学旅行団一行は、3日目のバイキング朝食をいただき、この後バスに乗車して鎌倉・江ノ島方面へ移動します。疲れは見られますが、最後まで元気で過ごしてもらいたいと思います。

物思いにふける水上ショーかな!?【49回生】

 49回生修学旅行団一行は、今日も一日「ディズニーシー」を巡りめぐって約12時間の夢の時間を楽しみました。自由行動であり、今日も引率の先生方からの写真の提供は限られていますが、生徒たちはたくさんの仲間との思い出を詰め込んだことでしょう。楽しい時間はあっという間に過ぎ去り、最後は華やかな夜の水上ショーを見ながら「楽しかったなぁ…」、「もっと居たいなぁ…」、「また来るぞ!」と物思いにふけた人もいたかもしれません。

 現在、21時の最終点呼を終え、東京ディズニーセレブレーションホテルへ向かっているようです。「相当疲れているんだろうなぁ…」、今夜は夜更かしせず、早めに休んでくださいね。明日は、朝食後に大きな荷物積み込み、8時にホテルを出発、バスで鎌倉、江の島方面に向かい班別活動やビーチクリーン活動を行います。明日の天気も快晴、江の島からのぞむ富士山がみんなを出迎えてくれることでしょう。そして明日の夕刻、飛行機とバスを乗り継ぎ宍粟市役所経由で千種高校に戻ってきます。保護者の皆さま、遅い時間帯になりますがお迎えをよろしくお願いいたします。

 

県総文書道展に初出展!【48回生】

 第46回兵庫県高等学校総合文化祭書道展が11月18日(金)~20日(日)まで兵庫県立美術館原田の森ギャラリーで開催されます。本校は書道部はありませんが、類まれなる優れた才能を持つ生徒が多い!船積音葉さん(3年・波賀中出身)と池垣春香さん(3年・波賀中出身)が本校として初出展し、素晴らしい作品を書き上げています。お近くにお越しの際は、是非お立ち寄りいただきご鑑賞ください。※向かって右側が船積さん、左側が池垣さんの作品です。

体育は持久走【全学年】

 2学年は修学旅行中ですが、1,3年生は粛々と学校で通常授業が行われています。1学年少ないだけで学校はすごく静かで寂しいですが、授業や部活動にみんな元気に取り組んでいます。

 特に体育では、12月13日(火)開催予定の第5回ちくさ園小中高合同マラソン大会に向け、各学年「持久走」が行われており、グラウンドで歯を食いしばり走る姿が見られます。今日は1年生が25分間走をしており、私も老体にムチを打って一緒に走りましたが、得意不得意に関わらず最後まで懸命に足を前に進める姿、記録しながら応援する姿に感動しました。自身の体力や体調と相談しながら無理をしずぎないようにトレーニングを積み重ね、マラソン大会当日にはしっかりと完走してほしいです。頑張っていきましょう!※2,3年生の写真は先週の授業で撮影したものです。

ディズニーシーから富士山が…【49回生】

 澄んだ青空で視界良好のため、ディズニーシーから富士山が見えます!生徒はアトラクションに夢中なので気づいているのか分かりませんが、とても羨ましいです。行きの新幹線内でも富士山の頂を見ながら移動したようですが、私も高校の時に初めて見る富士山に感動したことを覚えています。車窓からの富士山とシーからの富士山をご覧ください。

仮想して次なる夢の国へ出発!【49回生】

 修学旅行団一行は、3日目の朝を迎えました。昨日、約12時間ディズニーランドで夢の世界を満喫し、園内を動き回っていたため、今朝はかなり眠たそうな生徒が目立ちましたが、体調には問題なく全員元気に過ごしています。

 昨日同様に6時20分にレストランで朝食を済ませ、本日は次なる夢の国「ディズニーシー」での一日研修を行います。昨日購入したディズニーグッズを身にまとい、中には「誰やねん!?」とツッコミを入れたくなる生徒も見られますが、とにかく楽しんでいる様子が伝わってきますね。今朝も澄んだ青空が広がる最高の天気…、疲れを感じている生徒は、飛ばし過ぎずないように休憩を挟みながら省エネで楽しんでください。

 

どっぷり夢の国を満喫!【49回生】

 天候は晴れ、最高気温18℃と爽やかな好天に恵まれ、49回生の夢の国満喫(1日目)がスタートしました。9時00分の開園前に班別で記念写真を撮影した後、開門と同時に東京ディズニーランドへ駆け込みました。どんなアトラクションがお目当てだったのでしょうか?マップを片手に一目散にアトラクション乗り場へ駆け込む生徒の姿を想像してしまいます。完全に教員の手から離れて、園内での自由行動となり良い写真があまりありませんが、きっと時間の限りアトラクションに乗り、買い物をして夢の国を満喫していることでしょう。今頃は、夜のパレードも始まり昼間とは違う幻想的なディズニーの世界を楽しんでいるかも知れませんね。今日は、この後21時00分まで存分に楽しんでホテルへ戻り、明日の夢の国満喫(2日目)に備え、しっかり体を休めてほしいです。

いよいよ夢の国へ【49回生】

 49回生修学旅行団は、2日目の朝を宿泊先である東京ディズニーセレブレーションホテルで迎えています。昨日は早朝からの移動と東京班別行動などでクタクタになったと思いますが、オシャレなホテルで充電完了!予定通り起床し、6時20分からの朝食をいただきました。

 今日は終日、東京ディズニーランドで過ごす修学旅行団、待ちに待った夢の国での時間を存分に楽しんでくださいね。体調不良等なく全員元気に過ごしていますので保護者の皆さま、ご安心ください。

 ※ちなみに昨夜の東京スカイツリー19時45分の集合には、10分前に全員が集合完了し高橋先生も最高に喜んでいましたよ。ホントに「やる時はやるクラス」です。

 

日本の政治の中枢に触れる【49回生】

 予定通り12時14分に東京駅に到着した修学旅行団は、観光バスに乗り継いで東京の街並みを眺めながら一路国会議事堂へ向かいました。控室にて国会議員より政治に関するお話を聞き、「政治」について学び考えるよい機会となりました。質問タイムでは、小松煌くん(千種中出身)から「経済はどのようにしたら良くなるのか?」や田口琉磨くん(千種中出身)から「重要視している施策は何か?」、宮元俊輔くん(波賀中出身)からは「減税は可能なのか?」など鋭い質問に対し、1つひとつ丁寧に説明いただきました。また、田口恭子さん(千種中出身)からも「拉致問題、北朝鮮ミサイル問題、北方領土問題など解決に向け進んでいるのか?」と政治への関心の高さが伺える質問が連発されました。

 その後、修学旅行団一行はテレビでしか見たことない衆議院本会議場へ…議長席、大臣席などがズラリと並ぶ風景に圧倒されていました。18歳から選挙権が与えられるようになった今日、最高の主権者教育になったのではないでしょうか?国会議事堂内の見学後は都道府県の森を歩き、いよいよ東京自由散策への班別行動となります。みんな、東京の人の多さと排気ガスに負けないように東京を満喫してくださいね!

手づくり弁当&手紙に感激!【49回生】

 49回生修学旅行団一行は、9時26分姫路駅発の新幹線に乗車し東京駅に向かっています。もう少ししたら富士山が見える頃でしょうか!?いつも以上に早起きしたので眠ている生徒もいるかと思いきや、全くそんな様子は見られませんね。快適な新幹線内で、思いおもいにリラックスして過ごしているようです。お腹が空いてきた生徒は、かなり早いランチタイムに…。早朝から保護者が作ってくれたお弁当をいただいています。お弁当を開けてビックリ…学年の先生方のサプライズ企画「家族からの手紙」が添えられており、生徒たちは少し照れた様子で手紙を読み返しています。「思いっきり楽しんで来てね!」、「元気に帰って来てね!」などのメッセージに家族からの愛情を感じてくれたことでしょう。

 「いやぁ~、49回生は芸が細かいなぁ…」2学年では、誕生日の生徒に学年の先生全員からのメッセージカードを送ったり、日頃から生徒一人ひとりを大切にする「愛」に溢れた学年ですが、こんな事を企画するなんて素敵だと思います。協力いただいた保護者の皆さま、ありがとうございました!

全員元気に出発!【49回生】

 今朝の千種町は4℃(午前7時時点)と冷え込みましたが、49回生一行は予定通り7時05分に千種高校を出発。宍粟市役所を経由し、全員揃って関東方面への修学旅行に出発しました!普段見ることのない私服姿で集合した生徒たちに、みんな大人っぽく見えましたが、いつも通り「おはようございます!」と元気に挨拶をかわしてくれました。

 本日は新幹線で東京へ移動した後、国会議事堂を見学し、事前に下調べした計画に沿って班別での東京自由研修を行う予定です。19時45分に東京スカイツリー1Fに全員遅れることなく集合できるかな?高橋先生の雷が落ちないように生徒の皆さん、時間は守って行動しましょう!そして、展望台から見る東京の夜景を楽しんでくださいね。

修学旅行結団式【49回生】

 いよいよ明日から、待ちに待った修学旅行を迎える2学年団…。本日、2学年は午前中授業とし、4限目には高ぶる気持ちを抑え、厳粛な結団式が行われました。最初に団長の松浦校長先生より、今回の修学旅行の行き先や内容を決めるに当たっての学年の先生方との裏話が暴露され、紆余曲折を経ての修学旅行プランとなっている旨のお話がありました。生徒たちも「そうだったんだぁ…」と微笑みつつ、学年の先生方の熱い想いが詰まったプランであることに改めて感謝したようでした。校長先生からは「のんびり楽しんでほしい」、「ルールとマナーを守ろう」そして「保護者への感謝も忘れずに」と語られました。

 次に、班長および委員長、副委員長から一言ずつ全生徒に向けメッセージが述べられました。小寺雅さん(千種中出身)が、「学年目標のSMILEを忘れず、笑顔あふれる修学旅行にしましょう!」と言えば、西畑温斗くん(山崎西中出身)からは、「修学旅行に関わったすべての人に感謝して、最高の修学旅行にしましょう!」と素晴らしいコメントが聞けました。その後、学年団の溝田先生、養護教諭の富永先生、そして担任の村上先生、学年主任の高橋先生の順にお話があり、生徒たちは真剣な眼差しで話を聞いていました。村上先生は「3つの勇気をもってほしい!」と切り出し、①友達と歩み寄る勇気、②ルールを守る勇気、③先生に相談する勇気を大切にしてほしいと投げかけられました。また、高橋先生からは、「何でも最初が大切、修学旅行1日目をうまく乗り切りたい。そのために、東京自由散策後の東京スカイツリーでの集合時間は絶対に守ろう!」と呼びかけられました。

 これまで体調不良等でなかなか全員が揃わなかった2学年…。しかし、今日は全員揃っての結団式となり朝の健康観察も全員入力できました。村上先生もおっしっていましたが、「やる時はやる学年」です。修学旅行期間も楽しむときは楽しみ、学ぶべきは学び、休むときは休んでメリハリのある修学旅行にしてくれるはずです。体調管理を一番にみんなの力で楽しい修学旅行に作り上げていってくださいね。なお49回生修学旅行の様子は、なるべくこまめにブログにて紹介して参りますので、是非ご覧ください。※11月16日(水)は出張のため夜のブログアップとなります。

 

気分はもう修学旅行!?【49回生】

 今朝の千種町は7℃(午前7時時点)でした。最近、だいぶ体がこの寒さに慣れてきましたが車の暖房は必要不可欠となりました。新型コロナウイルスの感染者数が増えつつあり、第8波の到来も懸念されています。また今年は、新型コロナウイルスとインフルエンザが同時流行すると言われていますので、これまで以上に体調管理への高い意識が必要です。我々教員も気を引き締めていきたいと思います。

 さて本日、朝の日差しを浴びてスーツケースを引きずりながら登校する2年生の姿がありました。いよいよ2学年は、来週15日(火)より3泊4日、関東方面への修学旅行に出発するのですが、今日は大きな荷物を事前に宿泊ホテルへ郵送するため持参する日だったのです。生徒たちは重たそうな荷物に体を傾けながら、それでも嬉しそうに登校…。「大きなスーツケースやなぁ…、何が入っとんや!?」と先生に聞かれると「持っていきたいものいっぱいで、この中パンパンですよ」と話してくれました。生徒の中には、もうすでに「お土産をネットで購入した」という生徒もおり、準備万端のようです。

 2学期に入ってから本格的に事前学習が行われており、その様子を私も見てきましたが2学年の生徒は本当に修学旅行を楽しみにしいました。テンションが上がり過ぎて体調を壊さないか心配なくらいです。来週の関東地方の天候も安定した晴れの陽気が続きそうです。あとは、全員が体調を崩すことなく揃って元気に出発してくれることを願っています。

全校集会&近畿大会壮行会【全学年】

 本日、11月の全校集会が行われました。現在、特別教室棟のトイレ工事が行われており間もなく完成予定ですが、校長訓話で松浦校長先生から「トイレマークの新しいデザインを生徒から募集したい」という旨の提案がありました。この提案には、SDGsの目標にも掲げられている男女平等への意識を考えてもらうきっかけとしてほしいという校長先生の想いが込められています。男子だから青でスラックス姿、女子だから赤でスカート姿という固定概念を取り払い、色や姿にとらわれない生徒が考えるデザインが出来れば素敵だなと思います。生徒の皆さん、是非積極的に参加してください。

 表彰伝達では、若人の賞に輝いた生徒会執行部を代表して南光開斗くん(3年・山崎西中出身)、兵庫県総合文化祭自然科学部門発表会で優秀賞に輝いた自然科学同好会を代表し田口恭子さん(2年・千種中出身)、高齢者見守り川柳の部で優秀賞に輝いた山根結月さん(2年・山崎東中出身)、播磨西高校読書感想コンクールで優秀賞に輝いた山本実央さん(2年・一宮北中出身)ほか各種検定合格者に校長先生から表彰状が手渡され、生徒たちの頑張りをみんなで讃えました。

 その後、11月20日(日)に近畿高等学校秋季ライフル射撃選手権大会に出場する藤井大樹くん(2年・山崎東中出身)の壮行会が行われ、まず最初に顧問の高橋先生から藤井くんの紹介がありました。その後、生徒会長の小松煌くん(2年・千種中出身)から「近年ライフル射撃部は、当たり前のように近畿・全国大会に出場しているがスゴイこと、近畿大会では楽しんできてほしい」とエールが送られました。藤井くんも「緊張すると思うが楽しんでベストを出したい!」と力強い決意が述べられました。千種高校から全力で藤井くんにパワーを送りたいと思います。

 

主体性を引き出す授業【48・50回生】

 安定した秋晴れが続いていますね。日中は太陽の日差しが非常に心地よく、美しい紅葉と澄んだ空気に深呼吸したくなります。そう言えば、先日の移住者とのトークセッションでも講師の皆さんが口々に「宍粟市は空気が美味しい!」とおっしゃっていました。ゆっくりと自然を眺めながら澄んだ空気をしっかりと吸い込んで散歩したり、ゆっくりジョギングをするには最高の季節です。生徒の皆さんも、豊かな自然を思い切り体感してほしいです。

 さて昨日、県教育委員会事務局高校教育課の主任指導主事にご来校いただき、英語科の学校訪問指導が行われました。本校では、日頃よりどの教科(科目)の先生方も創意工夫を凝らした授業をしてくださっており感謝している所ですが、その中でも、英語科の北口先生と村上先生はICTを駆使し、生徒の学習レベルに応じた「英語の楽しさ」を伝える授業を展開しており、私が最も見ていただきたい授業でした。昨日の研究授業でも期待通り、二人の先生方の教科への情熱と生徒の学習意欲が感じられる素晴らしい授業となりました。1年生からBYOD(一人一台端末の活用)がスタートしていますが、両先生方は学習アプリ等を活用しながら効率的で分かりやすい授業を行う本校のリーダー的存在です。生徒たちも、ipadを巧みに操作して英語の音読、回答、プレゼン、学習評価の入力等を行い、楽しそうに授業に取り組んでいました。英語が苦手が生徒も多いのですが、失敗を恐れず生徒たちが主体的に取り組む姿に感動すら覚えました。そして、主任指導主事からも「モデル的な授業です!」と太鼓判を押していただきました。

 以前、二人の先生に私が「研究授業、大変やけど頼むなぁ…」と話をすると、村上先生が「授業を見てほしいと言うより、生徒を見てほしい…」と言われていました。その言葉には、生徒の英語力の高さでなく、前向きで一生懸命に取り組める真っすぐな本校生を見てほしいという想いが込められていました。私にとっても、自慢の学校、先生方、生徒を見ていただける大満足の一日となりました。北口先生、村上先生、ALTのルーク先生、大変お疲れ様でした。ありがとうございました!

県総文で優秀賞!【自然科学同好会】

 今朝の千種町は4℃(午前6時時点)とこの秋一番の冷え込みとなりました。最近私は、出勤時に必ず三室山の山頂付近を見て雪が積もっていないか確認していますが、今日もまだでした。ちなみに私の写真記録によると、2年前は11月4日が三室山の初冠雪日でした。そろそろ、三室山、日名倉山、後山の初冠雪の便りをお伝えできるのではないかと思っています。

 さて一昨日、兵庫県高等学校総合文化祭の自然科学部門発表会がバンドー神戸青少年科学館で行われ、本校の自然科学同好会が出場しました。生徒たちが、調査・研究を重ねてきた成果を数枚のポスターにまとめ、審査員を前にプレゼンをし審査を受けます。本校は、ちくさ高原に自生し絶滅危惧種に指定されているクリンソウの保護活動と千種川水生生物調査の結果に基づく環境保全活動について発表…。写真にあるように、小松煌くん(2年・千種中出身)や田口恭子さん(2年・千種中出身)、平瀬由昂くん(2年・千種中出身)らを中心に素晴らしいプレゼンを披露し、環境・普及部門にて全体の2位に相当する優秀賞を獲得しました。これは、本校初の快挙で生徒たちや顧問の先生方の熱心な取り組みの賜物です。この日の発表に向けて、私は何度となく放課後遅くまで黙々と調査・実験を繰り返す生徒たちの姿を見てきただけに、生徒たちの努力が実を結んだことに大きな喜びを感じました。

 「おめでとう。よう頑張った!」私は声を大にして讃えたい気持ちです。この世の中、頑張ったからと言って必ずしも良い結果が得られる訳ではありませんが、「千種の自然を守りたい!」という彼らの純粋な気持ちが審査員に伝わったのではないかと思います。自然科学同好会の皆さん、お疲れ様でした。そして、顧問の先生方、ありがとうございました。自然科学部の皆さん、今後も千種の自然保護活動をよろしくお願いします!

移住者とのトークセッション【50回生】

 今朝の千種町は7℃(午前7時現在)、深い霧が町を覆いよく冷え込みましたが、日中は秋晴れとなり燃え上がるような紅葉が映えて見えました。寒暖差が大きく体調を崩す生徒が何人かいましたが、2年生は修学旅行を間近に控えています。しっかりと自己管理をしていきましょう!

 さて、今年度より1年生の「総合的な探究の時間」を活用し、ふるさと宍粟市をテーマとした探究活動をスタートさせようと計画をしています。その第一弾として、ご縁あって宍粟市に移住されている6名の方々を講師としてお招きし、「移住者とのトークセッション」を開催しました。このたび、「生徒たちのためになれば…」と今回の企画に快く賛同いただきました。本当にありがとうございます。

 まず最初に講師のお一人お一人から、自己紹介や宍粟市に移り住んだ経緯等の説明を受けた後、外から見た宍粟市の魅力や課題等について語っていただきました。そして、自身の経験を踏まえ高校生に向けて生き方のアドバイス等をいただき、生徒たちは教員とは違う立場の大人からの言葉を食い入るように聞き入っていました。「深いなぁ…」「スゴイなぁ…」私も、自分の生き方を貫いている講師の皆さんのお話を楽しく聞かせていただきました。生徒たちも、おそらく講師の皆さんから様々な生き方のヒントをいただいたはず…。そして、宍粟市に住んでいて当たり前と思っていることが、実はスゴイんだということに気づいたのではないでしょうか。その後、移住者の方々を囲んで、宍粟市の魅力と課題についてグループワークを進めた生徒たち…、宍粟市のイメージがある程度共有できました。

 今日の行事をきっかけとして、次回11月18日(金)は宍粟市長や宍粟市職員を講師としてお招きしてのトークセッションを開催し、市の施策を知った上での魅力ある宍粟市に向けて意見を練り上げていきます。6名の講師の皆さま、本日はお忙しい中、貴重なお話をありがとうございました。皆さんのバリエーション豊かなお話に、生徒たちの心がグッと動き、宍粟市の学びを深める良い動機づけとなったに違いありません。今後とも、何かの折にはお世話になると思いますが、どうぞよろしくお願いいたします。

速報!県新人大会【卓球部】

 本日より、兵庫県高等学校卓球新人大会がグリーンアリーナ神戸にて開催されています。先月の西播大会で快進撃の活躍を見せた女子部員5名が団体戦、ダブルス、個人にそれぞれが出場しました。県1勝を目指していましたが、県の壁に跳ね返されすべて初戦敗退となりました。戦いを終えて、生徒たちは非常に悔しそうにしていたようです。そして、「今後の練習をもっと頑張らないと…」と次年度に向けて気持ちを切り替えていました。5名の選手の皆さん、お疲れ様でした。今回の経験は必ず後に活かされます。悔しい気持ちを忘れず、次に向けて頑張ってください。

悪戦苦闘のベンチ作り【48回生・アクティブ類型】

 今日も朝からスッキリと晴れわたり、ポカポカ陽気となりました。生徒たちも暖かな陽気に嬉しそうにしていますが、一番喜んでいそうなのはカメムシ(宍粟市ではなぜか「ガイダ」や「ガイザ」と呼んでいる)。教室内や廊下でブンブン飛び回り、あちこちで授業妨害をしてくれます。寒い日は、窓のサッシの隙間に隠れてじっとしていますが、こんな日はすごく目につきます。カメムシは嫌ですが、それでも暖かい方が嬉しい…。ストーブが設置される12月まではこんな天気が続いてほしいです。

 そんな暖かな日差しを受けて、3年生アクティブ「木工」では校内でベンチ作りが行われました。特別非常勤講師の迎山先生にご指導いただきながら、「なるべく機械を使用せず、出来る事はすべて手で行う」をコンセプトに地道な作業が続いています。台座となる木材をノコギリや斧、鉈等を使用して成形していくのですが、これがなかなか思うように切れず進みません。3週(6時間)ほどかけて根気強く頑張っていますが、まだもう少し時間がかかりそうです。今日は、ベンチの脚として使用する材木にも着手しましたが、残り3回の授業で完成までたどりつけるか不安になってきました。出来なければ出来ないで仕方ないと思いますが、いかに手作業が大変かを実感します。それでも、生徒たちはカメムシと格闘しながら根気強く黙々と実習に励んでいました。どんな手作りベンチが出来上がるのか!?いや、今年度中に出来上がるのか!?生徒たちの格闘は続きます。

ゴルフの最終授業…【50回生・アクティブ類型】

 今日から11月…、あと2か月で今年も終了です。11月も2年生の修学旅行をはじめ行事が盛りだくさん…12月の期末考査以降は、時間のスピード感はさらに加速しあっという間に今年も終わってしまうのでしょうね。しかし、大学受験を控えた3年生にとっては、ここからが正念場で不安に押しつぶされそうな日々を過ごしていることと思います。受験生の皆さん、頑張ってください!!48回生全員が希望する進路実現を果たせるよう、教職員一丸となりサポートしていきたいと思います。

 さて、今日は久しぶりにまとまった雨が降り、肌寒い一日となりました。そんな中、1年生(アクティブ類型)の今シーズン最終授業がありました。1学期から2週間に一度のペースで林良民ティーチングプロにお世話いただき、午前中(1~4限)に実施してきたゴルフの授業。本日は、強い雨のためコースに出てのゴルフ実習はできませんでしたが、ドライビングレンジでアプローチ練習を行いました。雨が降ってもこうした素晴らしい場所で本格的な実習ができることに改めて感謝です。その後、クラブハウスに入ってゴルフの授業で学んできたことについての小テストを実施…。生徒たちは、林プロ自作のゴルフ教本を直前まで見ながら必死に勉強し、テストに全力で取り組みました。

 1年生は、今日のゴルフ授業が今シーズン最終となります。授業が終わって、林プロや千草カントリークラブの皆さんに対しいつも以上に「ありがとうございました!」と深々とお礼を言う生徒たちの姿に成長を感じました。「上級より上質をめざせ」林プロがいつも私たちに語りかけた言葉です。この言葉を胸に刻み、マナーと礼儀あふれる人となってくれることを願います。林先生、今日も熱血指導ありがとうございました!

 

数学・理科甲子園2022に出場しました!【自然科学同好会】

 今日も朝こそは寒かったですが、日中はグングン気温が上がって快適な陽気となりました。そのため、昼食(給食)後は、ウトウトして居眠りしてしまいそうになった生徒もいたのではないでしょうか?

 さて、10月29日(土)に数学・理科甲子園2022が甲南大学で開催され、本校から自然科学同好会の6名の生徒が参加しました。県下から有名進学校がズラリと勢揃いする数学・理科甲子園は、今年も55校の出場チームがあり、本校生も出場するだけでもスゴイと感じる大会です。予選はチーム対抗で、知識を問う問題と知識の活用について問う問題を解き、個人戦と団体戦の総合計により上位13チームに与えられる本戦進出を目指します。本校生は、個人戦に一坪小春さん(2年・千種中出身)、田口恭子さん(2年・千種中出身)、平瀬由昴くん(2年・千種中出身)の3名が出場。また、団体戦には、小松煌くん(2年・千種中出身)、船積美羽さん(1年・波賀中出身)、西田有里さん(1年・波賀中出身)が出場しました。結果、55チーム中39位と本選進出はなりませんでしたが、十分な準備期間もない中でよく頑張ったと私は評価しています。

 放課後職員室前の廊下で、答えられなかった問題を先生に質問している船積さん、西田さん、和田さんの姿がありました。「お疲れ様…難しかった?」と問いかけると「難しかったけど楽しかった!」と返答がありました。スゴイ!!彼女たちの目線は、もうすでに来年に向けられていました。

後輩へ想い語る…【49回生】

 今日も日中はポカポカ陽気…、秋晴れの素晴らしい天気となりました。ゆっくりと秋の移ろいを感じたい季節ですが、千種高校の先生方は日々の授業や行事に向けた準備、進路指導、部活動指導に追われ、とても忙しそうにしています。私も、気づいたらお昼になっていたり、時間がいくらあっても足らない感覚で仕事に追われる日々です。心に余裕をもって、象のようにどしっと構えて歩みを進めたいと思います。

 さて本日午後から、千種中学校で進路説明会が行われました。そこで本校の学校紹介をするのですが、私が説明するとどうしても営業トークとなり宣伝ばかりしてしまい真実味に欠けてしまいます。そこで、昨年から千種中出身の2年生にも参加してもらい、生徒目線で学校を語ってもらうようにしています。今年はなんと7名もの生徒が参加してくれ、所属している類型、生徒会・部活動、入学して感じていること等を話してもらいました。中学9年生とその保護者を前に緊張している様子でしたが、「私が話しするより生徒の方が説得力あり面白い!!」生徒それぞれの切り口で自身が感じている千種高校を語ってくれました。本当に助かりました。ありがとうございました。

 千種中学校9年生の皆さん、保護者の皆さま、そして中学校の先生方、本日は貴重なお時間をいただき、ありがとうございました。つたない説明でしたが、学校の魅力が少しでも伝わっていれば嬉しいです。一人でも多くの受検、入学を心からお待ちしています。

今日の給食きなこパン!【全学年】

 「教頭先生、今日はきなこパンの日ですよ…」事務室に行くと、今日の給食メニューを事務員さんから教えていただきました。「きなこかぁ…あまり好きじゃないんだよな…」と思いつつ、給食をいただきました。揚げたてでまだほんのり温かく、一つ一つ丁寧にナイロン袋に包まれた、手作り感たっぷりのきなこパン…、そのきなこパンを口にした瞬間、「うまい!うますぎる!!」驚きのあまり何度も連呼してしまいました。パン生地はもっちりとしてフワフワだし、ほど良い甘さのきなこがビッチリとまぶされたパンは、私のきなこ苦手意識を覆す衝撃的な味でした。ちくさ学校給食センターに「きなこパン、最高に美味しかったです!」とお礼の電話をした所、きなこパンは約10年ぶりのメニューだそうで、原材料が高騰する中、宍粟市内の他の給食センターでもほとんど例がないと言われていました。改めて、日々の児童生徒たちが喜ぶ創意工夫を凝らした献立と愛情たっぷりの調理に心から感謝いたします。ありがとうございました。

 生徒たちの喜ぶ顔を見ようと、各教室に足を運びました。「今日はこなこパンやぞ~っ」と生徒に伝えると「えっ、マジですか!」「やったーっ!」とテンションが上がり、めったにないパン食に喜んでいました。黙食のため、声には出していませんが、私と同じように心の中で「うまい!うますぎる!!」とつぶやいていた事でしょう。こうした機会に改めて手の込んだ給食をいただけている事に感謝して、ご飯の日でも苦手なおかずでも残さずしっかり食べるようにしてほしいです。

台湾との交流授業②【チャレンジ類型】

 今朝の千種町は6℃(午前7時時点)とこの秋一番の冷え込みとなりました。昨晩のニュースで鳥取の大山(標高1729m)では、平年より8日早い初冠雪の便りが聞かれました。生徒たちの多くがブレザーを着用し、ポケットに手を入れ、寒そうに登校する姿が見られましたが、今年の冬も寒く多くの雪が降る予感がします。本校は、冬にスキーの授業があるので、ある程度は降ってもらわないと困りますが、ええ感じで降ってほしいです。

 さて本日5,6限目は、台湾の新竹縣義民高級中學との2回目の交流授業が行われました。私も初めて授業を覗かせていただきましたが、互いの教室同士をオンラインでつなぎ交流する様子にワクワクしました。「 hello!! ]と互いに手を振り合って笑顔で挨拶するところからスタートし、事前に用意したプレゼンをもとに英語で交流が進められていきます。台湾の高校からは、台湾の伝統的な食べ物や屋台、文化についてプレゼンがあり、本校生は必死にメモをとり内容をくみ取ろうと頑張っていました。また、英語で質問をして意志の疎通が図れた時は、互いに拍手しあい親睦を深めました。本校からのプレゼン担当は2年生でしたが、日本の和菓子や姫路市、ジャニーズや甲子園等について紹介し、質問の返答も行っていました。様子を見ていて感じたのは、台湾の高校生は発音がきれいで聞き取りやすく、英語力が非常に高いということ。これは、本校生にとっても大きな刺激になるのではないかと感じました。

 1~3年生のチャレンジ類型の生徒たちが縦割りで一堂に集まり、先輩や後輩の前で英会話力を披露する機会にもなり「校内での生徒間の刺激もかなり大きい」と村上先生は言います。「先輩スゴイ!!」「後輩、やるなぁ…」という関係が今後の学習意欲向上につながってくれれば嬉しいです。次回は、11月30日(水)を予定しています。生徒の皆さん、お疲れ様でした。

薬物乱用防止講演会【全学年】

 昨日6限目、龍野保健福祉事務所の管藤未奈子主査に講師としてご来校いただき、全校生を対象とした薬物乱用防止講演会を行いました。「薬物なんて自分には関係ない…」と考える生徒も多いかと思いますが、どんな種類の薬物があり、使用するとどうなってしまうのか。また、どんな手口で勧められるのか等について説明を受けました。

 その中で、薬物の一番恐ろしい所は「一度使うとやめられなくなる」という点。つまり、依存性が非常に高いという事を力を込めてお話されました。そして、心のコントロールが保てずそこから抜け出せなくなり、自分だけでなく家族も崩壊させるので絶対に使用してはダメ!!持っているだけでも犯罪です!と生徒に訴えられました。生徒たちは、約50分の講演を頭を上げて自分の事としてしっかりと聞き、その怖さ恐ろしさを感じていたようです。最後に、生徒会長の小松煌くんが「薬物の怖さをリアルに感じた。身の危険を感じたら絶対に断る勇気を持ちたい。」と謝辞を述べました。

 菅藤様、お忙しい中ご講演くださり、ありがとうございました。生徒たちは、薬物乱用の恐ろしさを身に染みて感じてくれたと思います。また、飲酒、喫煙等が未成年に禁止されている理由も分かりやすく説明してくださり、感謝いたします。今後とも、よろしくお願いいたします。

ちくさふれあいフェスタ2022

 昨日、好天に恵まれ3年ぶりの「ちくさふれあいフェスタ2022」が開催されました。過去2年間、新型コロナウイルス感染拡大防止のため中止となり、私はこのイベントを見たことがありませんでした。行事の中止が長期化すれば、その行事を知る職員や生徒が減り行事の目的すらも薄らいでしまう可能性がありますが、実行委員会の皆さまのご尽力により開催できたことを心から嬉しく思います。

 本校からは、カルチャー部による吹奏楽・和太鼓演奏とライフル射撃部によるライフル射撃体験という形での参加となりました。早朝より和太鼓やライフル射撃に必要な道具を運搬し、生徒たちはそれぞれの場所で入念な準備を行っていました。カルチャー部は、オープニングで千種中学校吹奏楽部と合同で2曲の演奏を披露…素晴らしい音色が町内に響きわたり、ふれあいフェスタの幕が開けました。その後、ステージ発表の中盤には迫力ある和太鼓演奏を披露し、聴衆から大きな拍手を受けました。直前に中間考査があり、全員が揃って練習することが思うように出来ない中で、本当に良く仕上げたと感心しました。ライフル射撃体験では、実際のライフル銃を使用して約5~6m先にある的に向けビームを放ち、競技と同じように得点が確認できるように設定をしました。生徒たちが、体験を希望する子どもたちに的を射抜くコツを伝授し指導する様子はとても微笑ましく、見ていて癒されました。こうした機会に、ライフル射撃の魅力を伝え普及に繋がれば嬉しく思います。

 カルチャー部、ライフル射撃部の皆さん、そして顧問の先生方、様々なイベントが続きお忙しい中、参加してくださりありがとうございました。町の活性化に高校生は不可欠です。今後も、可能な限り地域の方々と一緒に町づくりに参加できるよう取り組んでいきます。

お米の選別授業 in 千種小学校【交流授業】

 柿の実が色づきコスモスの花も満開…、今日も秋晴れの素晴らしい一日となりました。秋は私の一番好きな季節…、理由は、学生時代に陸上の長距離が専門でしたので、大好きな「駅伝」が始まる季節だからです。先週は、箱根駅伝予選会が行われ母校(日大)はまたも本戦出場ならず…、「何やっとんやーっ!」とフラストレーションが溜まりましたが、宍粟市中学駅伝では女子の部で千種中学校が準優勝し非常に嬉しかったです。陸上部のない小さな中学校が陸上部のある大きな学校に勝つなんて凄くないですか!?千種っ子の「何事も全力、手を抜かない」、「我慢強い」という気質が、駅伝の結果にも表れていると思い、本当に嬉しいです。おめでとうございます!

 さて、今日はお米の選別授業第2弾…、千種小学校3年生(10名)を対象に授業に行ってきました。授業の目的は色々ありますが、一番は「美味しいお米を郷土の誇りに感じてほしい」という願いを込めて行いました。この日は偶然、本校2年生(5名)が就業体験で小学校に来ていたため、高校生にサポートしてもらいながらの授業となりました。選別作業の経験がある高校生が、小学生の間に入って実習するためホントに安心…。高校生が温かい眼差しで小学生に指導する姿は微笑ましく、何より子どもたちが楽しく取り組めていたので大助かりでした。ありがとうございました。私も小学校の教員免許はあるものの小学生相手の授業は初体験…、楽しみなのと緊張とで朝4時30分に目が覚めました。小学生の印象は「とにかく可愛い…」無邪気であどけない子どもたちですが、こちらの質問に「えっ、こんな事も知ってるの?」と的確な返答があり驚かされました。今どきの小3生はスゴイです。

 本日選別された選ばれしお米は「全国農業高校お米甲子園」に向け出品します。今年も金賞となれば嬉しいですが、入賞ならずともこうして小中高生が同じ想いで米づくりに携われただけで「最高金賞」に値するお米だと感じました。千種小学校3年生の皆さん、今日はホントに楽しかったです。ありがとうございました。

新聞掲載されました!

 おはようございます。今朝の神戸新聞に前生徒会長の南光開斗くんを中心とした生徒会執行部の生徒たちの「若人の賞」受賞の記事が掲載されました。名誉ある賞に輝いた生徒たちは千種の誇りです。

 

段ボールで仮面・帽子づくり【49回生】

 今朝の千種町は8℃(午前7時時点)とこの秋一番の冷え込みとなりました。ついに町内でも1ケタの気温になり、そろそろストーブやコタツ等を準備し冬支度をしなければなりませんね。とは言っても、原油高の状況下で灯油の使用も控えなければなりません。そして、学校ではストーブの設置基準日は12月からなので、まだ当分は衣服の重ね着等で寒さをしのいでいくしかありません。しばらく耐えましょう!

 さて、今日は久しぶりにアポなしで2年生「選択美術」の授業にお邪魔しました。現在、2年生では段ボールの素材を使って仮面・帽子づくりが行われていました。事前にイメージするイラストの図面を作成した上で、段ボールの素材の可能性をさぐりつつ試行錯誤しながら形作っていきます。生徒の作品を見ながら声掛けしていく中で、「それはチョンマゲか?」と尋ねたら「違いますよ、サクランボです…」と大変失礼な間違い発言をしてしまいました。それでも、生徒たちは爆笑しながらも互いに助け合い懸命に作品づくりに取り組んでおり、素晴らしいと感じました。定規でサイズを測ったり、実際に被ってサイズを確認したりしながら、世界に一つしかない個性豊かな段ボールの被り物がどんな風に仕上がっていくか楽しみです。最後まで投げ出さず頑張ってください。

ジュニアゴルフレッスンに参加!(50回生・アクティブ類型)

 本日、宍粟市ゴルフ協会主催のジュニアゴルフレッスンが千草カントリークラブで行われ、本校1年生アクティブ類型の生徒11名が参加させていただきました。宍粟市ゴルフ協会の皆さまには、毎年ゴルフを始める生徒全員にゴルフシューズやグローブを寄贈していただいたり、クラブやボール等も補充していただくなど大変お世話になっています。

 今日は、宗接会長様をはじめ4名の会員の皆さまから直接ゴルフの手ほどきを受け、生徒たちはパターやアプローチ練習に熱心に取り組みました。実は1年生、これまでアプローチ練習を中心にしてきましたが、パター練習は初めての生徒が多く、最初は全く力加減や方向性が定まりませんでした。しかし、クラブの握り方や足の向き、目線やターゲットラインの見方などの指導を受ける中で、みるみる上達する生徒たちに協会の皆さんも喜んでおられました。

 宍粟市ゴルフ協会の皆さま、本日はお忙しい中ご指導いただき、ありがとうございました。ゴルフの授業を通して技術面だけでなく、マナーやルールをしっかり身につけた誠実な大人に成長してくれることを願っています。

最強カルテット西播大会で躍動!【卓球部】

 今日から寒さが一段と増し、生徒たちの服装もブレザーを着用している姿が見られるようになりました。千種町の手前にある佐用郡三河地区あたりから朝霧が発生して、少しずつ樹々の紅葉が進んでいます。この季節らしい千種の自然を目で楽しみたいと思います。

 さて、10月8日(土)、9日(日)にウインク体育館で西播新人卓球大会が行われました。本校の男女の1,2年生がほぼ全員出場しましたが、女子が団体戦で5位に入賞するなど素晴らしい活躍を見せました。そのメンバーは、福下愛菜さん(1年・千種中出身)、大畑怜夢さん(1年・安富中出身)、小椋真優さん(1年・波賀中出身)、長谷川和さん(1年・山崎南中出身)の4名です。女子卓球部史上、最強のカルテットと言っても過言ではない活躍ですが、ベスト4も狙えていたので「悔しい気持ちの方が強い」と話してくれました。それでも、団体戦の5位決定戦では、飾磨高校、山崎高校の3校で順位決定戦を行いましたが、山崎高校に3-0でストレート勝ちするなどその実力を存分に発揮した生徒たちに大きな拍手を送ります。よく頑張りました!この4名の強みは「チームワーク力」にあると私は見ています。そして、どんな相手でも物怖じしない度胸があり、本番に強いところが魅力です。11月に開催される県新人大会に向け、大畑さんは「1勝でも多く勝ちたい!」と抱負を語ってくれました。

 また、女子ダブルスでも福下さん、小椋さんペアが県大会出場を決めたほか、女子個人戦では福下さんが4回戦で強豪姫路商業高校の選手を相手に3-1で勝利する快進撃で県大会出場権を獲得しました。顧問の吉田先生も現地から「これはスゴイ事です!」と興奮気味に速報の連絡をくれました。福下さんは「5点くらい取れたらいいかなぁ…と思っていたけど勝ててビックリです」と語ってくれました。今後も女子最強カルテットの活躍に目が離せません。県大会でも持ち前のチームワークと強心臓で頑張ってもらいたいです。※写真は練習試合のものです。

 

秋のイベント目白押し…【カルチャー部】

 今朝の千種町は17℃(午前7時時点)、午前中は雨が降り続きましたがお昼前には雨も上がって太陽が顔を出す時もありました。本日で中間考査も終了…、今日の天気は生徒の心境を表しているようで、考査を終えた生徒の表情は、開放感でいっぱい…部活動や下校途中に笑顔がたくさん見られました。明日からまたグッと気温が下がるようですが、2学期の後半戦も頑張っていきましょう!

 「考査」という一つのヤマ場を乗り越えた生徒たちですが、考査期間中ももう一つのヤマ場に向けて必死に練習に励む部活動がありました。それは、カルチャー部です。2学期に入り10月1日(土)のしそうバンドフェスタの参加、10月2日(日)中高合同体育祭でも部活動行進の演奏など大活躍のカルチャー部ですが、10月23日(日)の千種ふれあいフェスタと11月5日(土)の園小中高合同文化祭でも中学校吹奏楽部との合同演奏や和太鼓演奏を行います。さらに、12月4日(日)にはしそうファミリーコンサート in ちくさに出演し、宍粟市吹奏楽団と共演での参加を予定しています。昨年までは、コロナウイルス感染症の影響からカルチャー部の発表の場がなく可哀そうな状況がありましたが、今年からコロナ前の行事が復活し大忙しです。今日も、考査終了直後から生徒たちが自主練習に励み、それぞれのパートごとに練習が進められていました。

 文化行事が目白押しの秋…、カルチャー部の皆さんには多くの出演に「充実」を越えて少し「負担」になっていないか心配ですが、1つ1つのイベントに楽しんで参加し練習の成果を出し切ってほしいと願っています。頑張れ、カルチャー部!!

 

日本一美味しい米コンテストに向けて!【交流授業】

 今日の千種町は朝からすっきりと晴れ、気温がグングンと上がり暑さを感じる陽気となりました。つい3日前は真冬の装備で出勤した私ですが、今日は日中半袖カッターがちょうど良い感じで、水筒のお茶も飲みほしていました。中間考査はあと一日残されています。最新の天気予報を見ながら、快適な着こなしで体調管理に努めてください。

 さて、本日午後から私は千種中学校に出向いて9年生を対象とした「お米の選別」交流授業を行ってきました。授業の前に、私はついつい授業と関係のない話をする癖があるのですが、「皆さんにお礼が言いたい」と切り出し、米づくりや中高合同体育祭など様々な場面で、何事にも本気・全力の姿にいつも元気をもらっていることを伝えました。そして、私の自己紹介を少しした後、本題の「お米の手選別」がスタートしました。実は、日本一おいしい米コンテスト(昨年度、金賞受賞)に出品する期日が迫っており、高校生は中間考査中で実習ができないため、今日の授業での9年生の頑張りに頼らざるを得ない状況がありました。「終わるまでやるぞーっ」と冗談のような本気で激を飛ばしつつ、生徒たちは、「それはヤバイ!」と言いながら正確かつスピーディーに選別を進めてくれました。中には、一粒一粒細かくチェックしている生徒もおり、その真剣な表情にとても癒されました。最終的に選ばれ抜かれた玄米は、家庭用精米機によって白米にし、その白米を生徒の手によって正確に計量してもらいました。授業時間を少しオーバーしてしまいましたが、生徒たちは妥協せず最後まで出品に向けて全力で取り組んでくれ、本日夕刻に山形県に向け郵送することができました。

 9年生の皆さん、ありがとう、素晴らしい!!皆さんから今日も元気をたくさんもらいました。千種町の小中高生が丹精込めて育てたお米、そしてその中から選ばれ抜かれたお米は、きっと今年も審査員の心を引きつけるでしょう。

 

総合的な探究の時間の在り方を学ぶ【職員研修】

 中間考査2日目…、今日は太陽の日差しもあり過ごしやすい一日となりました。生徒は今日も時間の限り考査に向け全力で取り組んでくれたことでしょう。先生方も生徒が下校したあと採点等で忙しそうにしていますが、今日は11時より県立村岡高等学校の今井典夫先生に講師としてご来校いただき、「村岡高校の実践に学ぶ総合的な探究の時間の在り方」と題して職員研修を行いました。

 村岡高等学校は、千種高校と同様に急激な過疎化が進む山間地域にありながら、教科「総合的な探究の時間」の中で地域、行政、企業、大学と密接に関わり、地域に学び地域と協働する学校づくりを行う先進校です。実は、今井先生の初任校は千種高校で、本校のカルチャー部(千種太鼓)の創設や演劇文化の導入に力を注がれてきた伝説の先生…、私も節ちゃんのお店でお名前を聞いたことがありました。そんな事もあり、今井先生と関わりの深い地域の皆さま7名が特別参加しての職員研修となり、大変盛り上がりました。

 約70分の講演会の中で、「これでもか」と言わんばかりに様々な取り組みの紹介を受けました。わずか18名ほどの教職員で、どうやってこんなスゴイ事が出来るのか!?私の中では目からウロコのお話ばかりで、その取り組みの深さの違いに驚かされました。もちろん、すべて真似できるものではありませんが、本校の「総合的な探究の時間」をより良いものにするためのヒントがたくさんあり、大変勉強になりました。最後に、地域から高校が無くなったら地域は錆びれる…、「千種高校は私の第2の故郷、これからも要望があればいつでも来ますよ」と温かいお言葉をいただきました。今井先生、本日は貴重なお話を有難うございました。今日のお話をもとに、千種だから出来る「総合的な探究の時間」を、生徒たちとともに作り上げていきたいと思います。

 

 

㊗近畿大会出場!!【ライフル射撃部】

 本日より、2学期中間考査がスタートしました。寒くなったり、暖かくなったりと気温の変化が大きい時期ではありますが、10月17日(月)までの間は勉強最優先で頑張ってほしいと思います。

 さて、報告が遅くなりましたが、9月25日(日)に県立明石西高等学校で開催された兵庫県高等学校秋季ライフル射撃選手権大会のビームライフルの部で、本校の藤井大樹くん(2年・山崎東中出身)が10位に入賞し、11月20日(日)に大阪府能勢町の国体記念能勢ライフル射撃場で開催される近畿高等学校秋季ライフル射撃選手権大会への出場権を獲得しました。実は、近畿大会に出場するためには上位9位までに入る必要があり、藤井くんの得点576.4点は9位の他校生と同点だったのですが、ルール上ほんのわずかの差で10位と判定されたのです。その結果を知り、当日はクールな藤井くんも悔しさをあらわにしていたと言います。藤井くんの得点は、自己新記録であり素晴らしいパフォーマンスを見せてくれましたが、それ以上に近畿を逃した悔しさが上回っていました。

 しかし数日後、朗報が届きます。なんと上位者の中で近畿大会出場の辞退者がいたため、次点の藤井くんにその権利が舞い降りてきたのです。「棚からぼた餅」ということわざがあるように確かにラッキーではありますが、棚の下(10位)にいたから得られる権利です。地道に努力する姿を天の神様が見てくれていたのでしょう。

 ライフル射撃部は、3年生の猶原さん、藤原さんなど全国大会出場を果たした実力者が引退しましたが、こうして新たな後輩が出てきてくれたことを心から嬉しく思います。近畿大会でも頑張ってほしいです。

英語スピーチコンテスト初出場!【49回生】

 今朝の千種町は10℃(午前7時時点)とこの秋一番の冷え込みとなりました。波賀方面から鳥ケ乢トンネルを抜けて峠越えしてきた先生は、「峠の温度計は6℃でしたよ!」と私に報告してくれました。「いやぁ~、寒くなりました…」私は寒さに弱いので、今朝は千種の寒さを予想してズボンの下にインナーを装備し、ウインドブレーカーを身にまとい真冬なみの装備で出勤しましたが、ちょうど良かったです。それに比べ本校の生徒は寒さに強い!!全員がブレザーも着ずに長袖カッター、ブラウスで登校していました。明日から中間考査…、体調管理を万全にして十分に力を発揮してくれることを願います。

 さて、10月8日(土)に第40回西播磨高校生英語スピーチコンテストが姫路市立琴丘高等学校で行われ、本校から山本実央さん(2年・一宮北中出身)が出場しました。このコンテストに本校生が出場するのはおそらく初めてで、担任であり英語科の村上望大先生とマンツーマンでこの日に向けて準備、練習を繰り返してきました。出場者は14名で、西播磨地区の精鋭が集うこのコンテスト…、今年度も、帰国子女が含まれていたりと非常にレベルの高いものとなりました。受付でくじ引きがあり発表順を決めるのですが、山本さんはなんと1番のくじを引きます。それでも動じることなく、「Effort will lie.But it will never be in vain(努力はウソをつく。でも無駄にはならない)」という演題で出場しました。山本さんは、硬式野球部に所属し誰よりも熱心に練習に励んでいますが、どんなに練習を頑張っても試合には出場できません。「努力は必ず報われるなんてウソだ!」と心が落ち込んでいた時、フィギアスケートの羽生結弦選手から「努力はウソをつく。でも無駄にはならない」の言葉を聞いて、救われ気づきがあったと言います。そうした想いを約5分間の英語スピーチで立派に発表しました。

 上位3人に与えられる県大会出場は叶いませんでしたが、山本さんの挑戦する気持ちに改めて勇気をもらいました。山本さん、お疲れ様でした。「努力は無駄にならない…」いいですねぇ…、どんな事でも心の持ちようで無駄にもなるし力にもなる。今後もポジティブ思考で自身を成長させていってください。

 

食味コンテスト「金賞」目指して【50回生】

 昨日の5,6限目、1学年全員の生徒の手による「米の選別」実習を行いました。収穫後、田住先生によってきれいに調整された玄米ですが、より品質の高い玄米にするため不完全米(青米、焼け米、胴割れ米、砕米、変形米、心白米など)をカルトンと呼ばれる黒と白の専用皿とピンセットを用いて取り除いていく作業…集中力と根気が求められます。

 しかし、生徒たちは休み時間も返上して米の選別に没頭…、見事な集中力で不完全米を取り除き、黙々と実習に取り組んでいました。この選ばれしお米は、「全国農業高校お米甲子園」(山梨県で開催)と「あなたが選ぶ日本一おいしい米コンテスト」(山形県で開催)という2つの全国規模の食味コンテストに出品し、今年も金賞以上の獲得を目指します。

 もちろん、玄米は不完全米も含めて全ておいしく食べられます。しかし、生産されたお米の中にも何割かはこうした不完全米があり、その割合に応じてお米の等級(1等、2等、3等、規格外)が決まることを、生徒たちは体験を通して学ぶことが出来ました。出品用の玄米は、今日の2時間だけでは全然足りません。今後も、放課後等の時間に生徒の自主的な取り組みを期待しますし、来週には小中学校でも同じ選別授業を行う予定です。頑張っていきましょう!

新聞に掲載されました!

 今朝の神戸新聞に「小中高合同稲刈り」の記事が掲載されました。今年のお米の収穫量は、過去最高の223kgでしたが、お米の食味値を競うコンテストではどんな評価を受けるのか!?

 千種の自然環境の力と小中高生の地道な取り組みによって生産されたお米はまずかろうはずがありません。本日から、コンテスト出品に向けた小中高生による選別授業がスタートします。児童生徒の皆さん、頑張りましょう!

アユの解剖授業【交流授業】

 昨日から空気が一変し、一気に秋の深まりを感じる陽気となっていますね。生徒玄関前に立っていると、キンモクセイの甘~い香りが漂ってきたり、コオロギなどの昆虫のさえずりが聞こえ四季の移ろいを感じます。秋は美味しい食べ物が多く、ついつい食べ過ぎてしまうので体重管理に苦労しますが、適度に運動もしながら健康維持に努めていきましょう!

 さて、本日午後から千種中学校7年生15名を対象に、本校の理科教諭筏泰介先生による「アユの解剖」授業が行われました。私はこの筏先生の交流授業を毎年楽しみにしているのですが、今年も元気いっぱいの生徒を相手に、楽しくアクティブな授業が展開されました。最初に二人一組になって活きのいいアユを手づかみで捕まえ、袋の容器に入れていくのですが、これが至難の業…。暴れるアユがなかなか容器に収まらず、周囲の笑いを誘います。その後、容器の中にスポイドで麻酔を数滴垂らし、麻酔が聞き始めるまで筏先生による「アユの一生と生態」に関する授業が始まります。生徒にクイズ形式で問いかけながら、スライドを駆使した非常に分かりやすい授業に生徒たちも興味津々、積極的な発言も見られました。その後、「アユの命をいただくので、しっかりと学び何かを持ち帰ってほしい!」と熱く生徒に語り掛けた後、筏先生の手によってアユの解剖のデモンストレーションが始まります。ハサミやメスで切り開かれ臓器が見えてくると、「かわいそう…」と目を覆う生徒もいましたが逆に目が輝き前のめりになって説明に耳を傾ける生徒も多くいました。最後は、一人一匹ずつアユを取り出し、自らの手で解剖し臓器の名前や場所を確認しながら実習を進めていました。心臓を発見しヒクヒクと動く様子に「まだ生きてる!」と声をあげる生徒もおり、命の代わりに多くの学びを得た9年生たち…「ごめんなさい」「ありがとう」とアユに感謝していました。

 筏先生、今年も素晴らしい授業をありがとうございました。今日の経験は、生徒の心にずっと残り続けるでしょう。

ベンチ作りスタート!【48回生・アクティブ類型】

 今朝の千種町は18℃(午前7時時点)でしたが、日中はほとんど気温が上がらず、北風が強く吹いて肌寒い陽気となりました。夏のような強い日差しが照りつけ、つい先日まで「暑い暑い…」と言っていたのに、急に寒くなり体がついていきませんね。生徒の皆さん、中間考査一週間前となりました。体調管理に留意し、日々の授業に全力で取り組んでください。

 さて、3年生の教科「アクティブ(木工)」では、特別非常勤講師の迎山先生による5回目の授業が行われました。過去4回は、いわゆる「林業」を体験し生きた樹木から製材する工程を学んできた生徒たち…今日からはいよいよ「木工」の授業を行い、目標とするベンチ作りに向けスタートしました。最初に、迎山先生より図面を見ながら目標とするベンチの制作イメージについて説明を受けます。お年寄りの方々に楽に座っていただける高さで、丈夫なものとするための工夫が施されたベンチに生徒たちも共感し、真剣な表情で説明を聞いていました。その後、二人一組のペアを組み、台座となる板選びが行われ、いよいよ実習がスタート!ノコギリや斧、鉈などを使用して、機械に頼らず自分たちの手で形づくっていきます。「手作業でやれることはやる…」という迎山先生のこだわりの授業は、木目によって簡単に切れる場所や硬くなかなか切れない場所などを体感しながら学ぶことができます。「この感じだと台座だけで2学期が終わってしまうなぁ…」と迎山先生に冗談を言われながら、和気あいあいとした雰囲気の中で生徒たちは楽しく実習に励んでいました。迎山先生、今日もライブで楽しい授業をありがとうございました。2学期末に間に合わなかったら、来年度の3年生に続きをやってもらいましょうか!?(笑)

今年のお米の出来はいかに…【50回生】

 今朝の神戸新聞には、来春の公立高校進学希望調査(9/1時点)の結果が発表されました。私は、千種高校の欄を慌てて探し、祈るような気持ちでその数字に目をやりました。なんと本校は、募集定員を上回る41名の希望があり、朝から非常に嬉しい気持ちになりました。

 少子化や私立高校流出などにより地域の公立高校は生徒募集に苦慮する中、こうして多くの中学生が千種高校を希望してくださることへ感謝の気持ちでいっぱいです。今後も、小規模校の良さと千種の地域性を最大限に活かした、生徒一人一人を大切にした温かみのある学校づくりに向け邁進します。ありがとうございました!

 さて、先週金曜日に小中高合同稲刈りを終えたばかりですが、田住先生にお世話になり乾燥→選別→もみすり等の調整作業していただきました。そして玄米となって、今年度のお米が届きました。全部で223kg!!、昨年度過去最高(208kg)をさらに上回る収量となりました。今年は、昨年のような長雨の影響はなかったものの、少し刈取るタイミングが遅かったことが唯一危惧されます。この玄米を、今週から来週にかけて小中高生に選別してもらい、全国規模の食味コンテストに出品する予定です。

 3年目のお米の出来はいかに…?いよいよ、運命を握る出品準備が始まります。

第6回CHIKUSA中高合同体育祭

 雲一つない透き通った青空の下、「第6回CHIKUSA中高合同体育祭」が行われました。事前の合同練習は事実上、一昨日の予行演習のみ…、そして1学年が参加できない事態となりましたが、生徒や教員の柔軟な対応力と助け合いの精神により、何事もなかったかのようにスムーズな体育祭となりました。

 これぞ千種のチーム力…生徒、先生方に心から感謝の気持ちで一杯です。開会式での松浦校長先生の挨拶にもあったように、「勝負へのこだわり」で熱い戦いが繰り広げられましたが、順位に関係なく互いをたたえ合う声掛けや拍手が随所に見られ、終始温かい雰囲気が溢れていました。誰一人として手を抜かず、勝っても負けても全力で取り組む姿は美しく、本当に感動しました。

 暑い中、早朝より足を運んでいただき、生徒に温かい声援を送ってくださった保護者の皆さま、本当にありがとうございました。生徒の頑張りを写真で紹介します。

しそうバンドフェスタ2022

 本日、山崎町文化会館にて「しそうバンドフェスタ2022」が開催され、千種中学校吹奏楽部&本校カルチャー部がそのトップバッターとして出場しました。千種中学校吹奏楽部は部員3名しかおらず、本校カルチャー部員5名が加わっての合同演奏です。この日のために千種中学校の本多先生にご指導いただきながら、限られた時間の中で一緒に練習を積み重ねてきた部員たち…、今年も期待を裏切らない素晴らしい音色を披露してくれました。

 最初に、千種中学校3年生の磯崎安里沙さんが「彼こそが海賊」と「宝島」の曲目を紹介しながら挨拶をするのですが、これがスゴイ!!観衆に訴えかける堂々たる見事な挨拶で、私はもうすでに涙腺が緩んでしまいました。その後、本多先生の指揮のもと2曲を完璧に演奏した生徒たち…、わずか8名での演奏で「迫力」では他校に劣るかも知れません。しかし、中高連携の絆を感じる想いが込められた音色に今年も感動の連続でした。また、カルチャー部顧問の村上先生に聞くと、今回演奏に参加できなかったカルチャー部2年生が全員参加して、部員たちをサポートし支えたことを何よりも喜んでいました。わずか15分程度の本番の演奏のために、練習を繰り返し苦楽を共にした仲間の絆に私も心が温まりました。中学3年生の3名は、今日の演奏で一区切りで引退すると聞きました。本当に心から「お疲れ様!」、そして「ありがとう!」と伝えたいです。演奏後の生徒たちの清々しい表情が輝いていました。

(※演奏の写真はリハーサルのものです)

 明日は、第6回CHIKUSA中高合同体育祭です。天候は快晴…、間違いなく開催されます。今日のように気温が上がることが予測されますので、生徒の皆さんは早めに休んで水筒、タオル、帽子等を持参し登校して下さい。保護者の皆さま、昨年同様に観覧用のテントは用意しておりません。各自で椅子や日傘等を準備してご来校いただきますようお願いいたします。

Team「千種」のイネ刈り【小中高連携事業】

 今朝の千種町は12℃(午前7時時点)とよく冷え込みましたが、雲一つない青空が広がり日中は強い日差しが照りつけました。湿度がなく日陰では快適ですが、日なたは避けたくなるような暑さでした。

 そんな中、午前中は中高合同体育祭の予行演習が行われ、生徒たちは炎天下の中本番さながらの演技練習に取り組みました。実は、今年の体育祭練習は1回目の合同練習は雨で体育館練習、2回目の合同体育は中止となったため、本校生は千種中学校でのグラウンド練習は全く出来ていませんでした。ぶっつけ本番最低限の予行演習でしたが、生徒たちが柔軟に前向きに取り組んだことで非常にスムーズに進行できていました。「It's Show Time ~さぁ、腕の見せどころだ~」のスローガンを体現する生徒たちの姿を是非、楽しみにしていただきたいと思います。

 また午後からは、小中高合同イネ刈りが行われました。千種小3年生と千種中9年生、そして本校2,3年生の有志メンバーが集っての合同イネ刈り…。本校1年生は残念ながら参加が叶いませんでしたが、協力を呼び掛けたところ、2,3年生の28名もの生徒がイネ刈りに参加してくれました。参加してくれた皆さん、本当にありがとうございました。今日のイネ刈りの様子を見ていて改めて感じたのは、「千種の生徒たちはみんな優しい…」そして、「小中高で一つの目標に向け取り組めることの素晴らしさ」です。汗ばむ陽気の中、見事な協同作業で流れるようにどんどんイネは刈取られ、楽しい素敵な時間が過ごせました。田住先生からも「こんな取組が出来るのも千種だからこそ、皆の姿を誇りに感じます」と生徒たちを讃えられました。

 今後、収穫したお米を田住先生に乾燥、調整していただいた後、各校で手作業の選別作業を行います。そして選ばれし玄米を「全国農業高校お米甲子園」と「あなたが選ぶ日本一おいしい米コンテスト」に出品し、今年も金賞以上を目指します。応援よろしくお願いします!

 

 

台湾との交流授業スタート!【チャレンジ類型】

 昨日、国際理解教育の一環として台湾の高校(新竹縣義民高級中學)との交流授業が行われました。全学年のチャレンジ類型の生徒を対象として実施し、オンラインで結び互いの学校紹介や自己紹介を英語で行いました。最初はお互いに緊張して硬い雰囲気もありましたが、慣れてくると相手の生徒の反応を楽しむかのように自分の英会話力を試す生徒が増え、和やかな雰囲気になっていきました。新竹縣義民高級中學からは、1年国際コース選抜メンバー20名が交流授業に参加しており、非常に英会話力が高い生徒ばかり…。これは、良い刺激になります。授業に参加した生徒からは「台湾の学校ってスゴイ!」とか「楽しい!」というワクワク感いっぱいの声が多く聞かれました。

 今後は10月26日(水)と11月30日(水)にも同じメンバーで交流授業を予定しています。こうした学習の機会に、豊かな語学力やコミュニケーション力を養い国際的な視野をもった生徒に育ってほしいです。