千種高校のデータベース

ミュージカル「姫山物語」

解説

今日の神戸新聞「正平調」に、姫路出身の作家椎名麟三の手になるミュージカル「姫山物語」(昭和38年上演)のことが書かれています。 正平調(H26.12.17).pdf

コラムの中では触れられていないのですが、このミュージカルの作曲をされたのが我が千種高校校歌の作曲者・秋月直胤(あきづき なおかず)先生です。先生は、昭和26年4月から36年3月まで山崎高校の音楽科教諭として活躍され、その間千種分校や伊和分校でも教鞭を執っておられました。コラムに登場する「姫路文連」や当時の「播磨芸術文化運動」の中心的存在として活躍されるのは、昭和36年4月新制の県立姫路商業高等学校に移られてからのことですが、その時の姫商初代校長・松井利男先生との出会いによって、西播磨一円数多くの小中学校の校歌をお二人で作っておられます。宍粟市内では、一宮町の神戸(かんべ)小学校の校歌をお二人で、そして山崎東中学校の前身の一つである旧神河中学校の校歌と応援歌の作曲を秋月先生がなさっています。県立高校の校歌は、昭和38年4月の千種高校(当時は分校、「千種分校の歌」として)と、同年11月の姫路商業高校の2校だけです。昔の山崎高校生なら誰もが知っている「山崎高校生徒会歌」も含めて、秋月先生の溌剌颯爽としたリズミカルなメロディーは、いつまでも私たちの心の中に生き続けてくれることでありましょう。松井先生と秋月先生の詳しい評伝については、次の一文をお読みいただければ幸いです。
兵庫県立千種高等学校校歌の作詞者と作曲者について.pdf 千種中高校歌.pdf 兵庫県立姫路商業校等学校校歌.pdf

ところで、千種も今日は雪。朝9時頃まではご覧のように三室山も綺麗な姿を見せてくれていたのですが、今は学校全体が雪にすっぽり覆われて視界もかなり悪くなっています。事故等のないよう、お互い気を付けましょう。(3枚目の写真は笛石山。雪の中の猫石の様子です。)



  

解説2
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