千種高等学校ブログ  Vol.Ⅱ

噴火の原理を学ぶ…【47回生・チャレンジ類型】

 今日は朝から雨が降り続き、半袖だと肌寒い一日でした。気温が低い今日のような日は、あまり動きが良くないと思いますが、暖かい日は夜にホタルが舞う季節ですね。私は、千種でのホタルをまだ見たことがありません。筏先生によると千種にはホタルの幼虫が食べるカワニナがいないので、あまりいないそうです。つまり、水が美しすぎて有機物が少なく、川の流れが速いのでカワニナが繁殖しにくいというのです。なるほど…、水がきれいな所にホタルが多いと思っていましたが、一概にそうとは言えない事を教わりました。
 さて、その筏先生が先週、職員玄関で「地学基礎」の授業をしていました。「何で、ここで授業を?」と疑問に思いながら話を聞いていると、炭酸水とメントス(飴)を使って実験をするようでした。炭酸水にメントスを落とすと、凄まじい勢いで炭酸が噴き出してきます。その力でペットボトル上に盛った土を破壊するというちょっとバカげた実験です。しかし、これは実際の噴火の原理と同じだそうで、生徒たちは厳しい日差しを浴びながら真剣に取り組んでいました。残念ながら、この日用意された磁石の力が弱く、土を盛る前にメントスを炭酸水に落下させてしまい実験は失敗に終わりました。それでも、なんとなく失敗の中で噴火の原理は学べたのではないでしょうか?筏先生、次はもっと強力な磁石を用意してあげてくださいね。楽しい授業をありがとうございました。