本日(4/22)は自然科学同好会のクリンソウ調査の様子をお伝えします。
自然科学同好会ではクリンソウ班、生分解性プラスチック班、千種川水生生物班、タガメ班、トンボ班に分かれて日々調査、研究を行っています。
クリンソウはサクラソウ科の植物で、お寺の屋根の上にある「九輪」のような形をしています。春頃にピンク色の小さな可愛らしい花を咲かせますが、兵庫県では数か所しか群生地がありません。千種のクリンソウの群生地はその中でも最大のものとなります。地元の「クリンソウを守る会」の方々が保全されており、5月のGWあたりが見頃となりますのでぜひ見に来てください!
なんの記事かわからなくなってきましたが、自然科学同好会のクリンソウ班は5年前からクリンソウの個体数、クリンソウが好む土壌などの調査を行っております。今日は定例のクリンソウの個体数調査を行いました。参加者は運動神経抜群の池垣くん(2年生 波賀中)と努力家の船積さん(2年生 波賀中)です。
個体数はコドラートを用いた面積密度法で推定します。池垣くんがひたすらコドラート内のクリンソウの数を数え、船積さんがひたすらそれを記録しました。クリンソウは湿った土壌を好むため、場所によっては泥沼のようになっており、足をとられこけないようにしなければなりません。池垣くんはシャトルラン129回と運動神経抜群なのでこけずに調査を終えました。ちなみに顧問はスマホを泥の中に突っ込んでしまいました、、、
調査の結果はこれからまとめていきますが、生息範囲が増えているような気がしました。解析の結果が楽しみです。
【調査の様子】