今日も朝からスッキリと晴れわたり、ポカポカ陽気となりました。生徒たちも暖かな陽気に嬉しそうにしていますが、一番喜んでいそうなのはカメムシ(宍粟市ではなぜか「ガイダ」や「ガイザ」と呼んでいる)。教室内や廊下でブンブン飛び回り、あちこちで授業妨害をしてくれます。寒い日は、窓のサッシの隙間に隠れてじっとしていますが、こんな日はすごく目につきます。カメムシは嫌ですが、それでも暖かい方が嬉しい…。ストーブが設置される12月まではこんな天気が続いてほしいです。
そんな暖かな日差しを受けて、3年生アクティブ「木工」では校内でベンチ作りが行われました。特別非常勤講師の迎山先生にご指導いただきながら、「なるべく機械を使用せず、出来る事はすべて手で行う」をコンセプトに地道な作業が続いています。台座となる木材をノコギリや斧、鉈等を使用して成形していくのですが、これがなかなか思うように切れず進みません。3週(6時間)ほどかけて根気強く頑張っていますが、まだもう少し時間がかかりそうです。今日は、ベンチの脚として使用する材木にも着手しましたが、残り3回の授業で完成までたどりつけるか不安になってきました。出来なければ出来ないで仕方ないと思いますが、いかに手作業が大変かを実感します。それでも、生徒たちはカメムシと格闘しながら根気強く黙々と実習に励んでいました。どんな手作りベンチが出来上がるのか!?いや、今年度中に出来上がるのか!?生徒たちの格闘は続きます。