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ベテラン教師から学ぶこと【大上先生】

 今朝の千種町は19℃(午前7時時点)、日中もエアコンなしで比較的過ごしやすい一日でした。しかし、これから7月を迎えるにあたり梅雨が本格化しムシムシとした天候が続きそうな予報ですね。マスクを着用して2年目の真夏を迎えますが、メリハリのあるマスクの着脱と適切なエアコン使用で熱中症には気をつけてもらいたいと思います。
 さて、本校の先生方の年齢層を見ると常勤教員の70%以上が20代、30代という極めて若い教員集団です。また、若いだけでなくそれぞれの教科における専門性が非常に高く、ICTを活用した「主体的で対話的な深い学び」を実践している先生方ばかりです。さらに、生徒への深い愛情や部活動への情熱など授業以外の取組みも素晴らしい!!自分の若い頃と比較にならないほど優秀だと感じています。一方で、ベテラン教員の存在に私はいつも「自分もこうでなければいけない」と背筋が伸びる想いで拝見している先生も多くいます。そのお一人が、英語科非常勤講師の大上忍先生です。
 大上先生は、大ベテランの先生ですが出勤されると必ず「おはようございます。今日もよろしくお願いします!」と元気な挨拶からスタートします。そして、授業終了後はいつも「今日はこの生徒がこんな発言をしてくれましたよ…」など生徒の様子を楽しそうに先生方に話されるのです。本当に「生徒のことが大好きな先生なんだなぁ」と感じます。先週、ちょうど別の用事で教室の前を通りかかった時、大上先生の元気な声が聞こえてきたので、1年生アクティブ類型「英語コミュニケーションⅠ」を覗かせていただきました。突然の訪問にも関わらず、「教頭先生、美しく撮ってくださいよ!」と明るく振舞ってくださった大上先生、生徒との対話を大切にした素晴らしい授業でした。
 大上先生の姿から、教員として常に謙虚さと向上心を持ち続ける大切さ、さらに生徒への接し方や観察力など学ぶことが多くあります。私も含め、若い教員のお手本としてこれからも頑張っていただきたいです。