今朝の千種町は0℃(午前7時時点)と寒さは残るものの、日中は青空が広がって暖かな日差しを感じる清々しい陽気となりました。この週末、自宅の庭に植えているパンジーの手入れをしていて驚いたのですが、11月に植えた時はヒョロヒョロの苗だったのに、冬の寒さに当たりここ数日の好天を受けて株を張り、たくさんの蕾をつけて大きく生長していました。私は、この姿を見て本校生と重なって見えました。この冬季期間にコツコツと努力を積み重ねた人は、気づかないうちに根を張り巡らせ力を蓄えていると思うのです。生徒たちのそれぞれの個性あふれる花が咲く春であってほしいと願います。
さて昨日、西播磨県民局主催の「令和4年度地域づくり活動実践交流会」が県立先端科学技術支援センターであり、本校を代表して生徒会長の小松煌くん(2年・千種中出身)と大北梨乃さん(2年・千種中出身)に参加してもらいました。その中で、地域づくりに取り組む高校を含めた28団体が、一年間の活動の成果をポスターセッションという形で発表しました。「ちくさ地域力UPプロジェクト」と題して、①こくう映画祭2022の開催、②千種の環境保全に関する取組、③地域と連携した米作り、④地域イベントでの和太鼓等演奏、⑤ふるさと宍粟を探究する取組の5つを柱とし、原稿なし、ぶっつけ本番で発表してもらいました。緊張したと思いますが、二人とも聴衆に向けて身振り手振りで自分の言葉で本校の取組をしっかりと伝え、その役割を見事に果たしてくれました。千種高校の取組に興味を持たれ、発表終了後に質問される方もいましたが適切に対応が出来ており、他校生からも「すげぇ…年下とは思えない」、「素晴らしい取組ですね、感動しました!」とお言葉をいただきました。また、他団体の取組を聞く貴重な機会となり、多くの刺激を受けて帰りました。
小松くん、大北さん、忙しい二人の貴重な休日を奪ってゴメンなさい。それでも、千種高校の取組や自慢できる千種高生を多くの人に見て聞いていただけ、私は誇らしい気持ちです。本当に、ありがとうございました。