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最後まで投げ出さない【47・49回生】

 本校の家庭科授業は、1年生の家庭総合(2単位)と3年生アクティブ・ベーシック類型のフードデザイン(2単位)があります。家庭総合では、私たちの身の回りにある衣食住に関する基礎基本を実技を交えながら学び、フードデザインでは文字通り食品をデザインする科目で、栄養、食品、献立、調理等について学びます。※今年度は、コロナ感染防止のため調理実習は実施できておりません。
 この授業を担当するのが、非常勤講師の三宅歩美先生で週に一度、京都市内から本校までお越しいただいています。朝4時起きで往復6時間以上もかけて通勤し、生徒たちのために工夫を凝らした授業をしていただいていることに感謝しかありません。本当に、ありがとうございます。今日は、そんな家庭科の授業の様子を紹介します。
 3,4限は3年生のフードデザインでしたが、教室では全員がタブレット型ノートパソコン(Surface)を使用して何やら調べたり、まとめたりしていました。事前にくじ引きして決めた各都道府県の郷土料理について調べ、来週プレゼンできるように準備していたのです。「これは、面白い!」全国の郷土料理を深く知る機会となり、プレゼン力が問われますね。生徒たちは大変かと思いますが、来週の発表に向けて頑張ってほしいです。
 5,6限の1年生家庭総合では、被服実習「あずま袋を作ろう!」が行われていました。まつり縫い、なみ縫い、返し縫いの技術を使って形を作っていきますが、特に男子生徒は悪戦苦闘…「糸がからまった!」など叫び声が聞こえました。それでも、投げ出さず先生の助言を受けながら懸命に前に進める生徒たちは、偉いと思いました。被服の専門教室が使用できないため、HR教室での実習でしたが狭い机でも文句を言わず、楽しく実習ができていました。