9月2日自然科学同好会のメンバーがライオンズクラブが実施している水生生物調査に参加しました。
この調査は今年で51年目を迎える歴史のある調査です。
9月上旬に千種川の上流から下流まで100箇所近くの場所で様々な人たちが、水生生物を採取します。
我々千種高校自然科学同好会千種の調査箇所7箇所をライオンズクラブの方たちと一緒に調査しました。
この調査の目的は千種川の環境の変化を水生生物を調べることで明らかにすることです。
なんと自然科学同好会のメンバーの和田さん(千種中)は現在水生生物調査の結果を解析中。
年によって採取された数が種類によって違ったりということがわかりはじめています。
本日の参加メンバーは和田さん(千種中)、西田さん(波賀中)、赤染くん(千種中)、豊福くん(千種中)、池垣くん(波賀中)です。
まだ暑い日が続いていますが、千種川の水温は冷たく、その川周辺も心なしか涼しく感じました。
川に入り網を設置し、石をどかして河床を足で荒らすと落ち葉などと一緒に虫が川に流され網に捕まります。
捕まえた虫を陸上に置いた白いシートの上に落とし、一匹一匹根気強くピンセットで捕まえ、エタノールの入った容器に入れていきます。
なかなか大変な作業ですが、捕まえる作業がなかなか癖になります。自然科学部のメンバーもいつも以上の根気強さを発揮し虫をつまみ続けました。
とはいえ本当に大変なのはこれから。捕まえた虫を実体顕微鏡で観察しながら同定(種類を確定)していきます。
これが本当に大変で何日もかかります。
とはいえ、河川の環境を調べるという有意義な活動の一環ですので頑張ってほしいものです。