千種高等学校ブログ  Vol.Ⅱ

 本日の千種高校

いよいよ出番!【カルチャー部】

 冬は寒い、暗い、そして目標となる試合がない…という部活動が多く、モチベーションの維持が難しい時期ですが、3学期に入って、連日ハードな練習を繰り返し週末も休みなく練習に取り組む部活動があります。この週末、(2月12日(日)に山崎文化会館で行われる「和太鼓と篠笛のつどい」に初参戦するカルチャー部です。

 11月に園小中高合同ふれあい文化祭で一緒に演奏させていただいた宍粟和太鼓アーツ倶楽部の皆さんとのご縁で、さらに本格的な和太鼓イベントに出演することになったのです。全4曲を演奏しますが、3曲は合同演奏で4曲目だけ本校単独の演奏になります。1曲だけでも大変なのに、演技力の高い他の団体の方々と一緒に演奏するのは、豊富な練習量が求められます。生徒たちは、本日学校での仕上げ練習に打ち込んでおり、力のこもった和太鼓の音色が校内に響きわたっていました。本番さながらの真剣な眼差し、躍動感ある動き、迫力満点の音色は本当に素晴らしく、カッコよかったです。いよいよ本番!カルチャー部の皆さんにも熱いエールを送ります。

いよいよ出番!【スキー部】

 2月3日(金)から全国高校総体スキー大会のため、山形県最上町入りしている平田倭生くん(3年・千種中出身)ですが、公式練習を終えいよいよ明日9時に競技が行われます。最終日での出番に、ずい分待ちくたびれた感があるかもと心配していましたが、この間も毎日練習を繰り返し充実した日々を過ごしているようです。

 本日、現地の筏先生から練習している写真が送られてきましたので紹介します。低い気温と硬く急な斜面で、かなりハードなコンディションだそうですが、随分上手くなっているそうです。結果を気にせず、「100%自分の力を出し切る」ことに集中してほしいです。頑張れ、倭生!千種の星となれ!

驚異の合格率を達成!【49回生・ベーシック類型】

 先日の新聞紙上で発表されたとおり、来週行われる連携型入学者選抜で千種中学校から13名の出願がありました。多くの生徒が本校を希望してくれることを本当に嬉しく感じています。ありがとうございます!宍粟市全域(一部生徒は、姫路市、佐用郡あり)から本校生は通学していますが、やはり「地元の生徒たちが行きたい!」と思ってもらえる学校でなければなりません。今後も「遠くに行かなくても千種でいいじゃないか!?」いや「千種がいい!!」と思っていただける学校を目指していきたいです。

 さて、本日嬉しいニュースが飛び込んできました。1月22日(日)に2年生(ベーシック類型)の生徒たち全員が簿記実務検定3級を受検したのですが、なんと90%の生徒が合格したと聞いたのです。一昨年が72%、昨年は62%の合格率で決して簡単な検定ではありませんが、とんでもない合格率に私は胸が熱くなりました。その要因として、和田山高校の商業科教員である水澤先生のご指導をはじめ、授業担当の大田先生、筏先生、溝田先生の献身的なサポートは言うまでもありません。しかし、どの先生方も口を揃えて、生徒たちの「諦めない姿勢」「食い下がる気持ち」がこの快挙を生んだとお話されていました。確かに、検定前は毎日のように放課後に補習に参加しており、意識の高さを感じていました。本当に素晴らしいことだと思います。あわせて、今回の成果に「遠隔授業でもここまで出来る!」という証明となった事を私は嬉しく思います。

 今日も簿記の遠隔授業が行われていましたが、誰一人として私語なく電卓を叩く音だけが鳴り響く教室で、真剣に演習問題に向き合う生徒たちの姿がありました。あまりに真剣すぎて声はかけられませんでしたが、全員に「よう頑張ったな、おめでとう!」と伝えたい気持ちです。

雪かき隊出動!【49回生・アィティブ類型】

 今朝の千種町は0℃(午前7時時点)、今週に入ってから強い冷え込みもなく日中も気温が上昇して雪解けが進んでいます。それでも、グラウンドの雪はまだ約20cmほど残っていて、野球部の生徒たちはまだ当分グラウンドでの練習はできません。この季節辛いのは、車を洗車してもすぐに汚れてしまうこと…、先週末キレイに洗車した車はもうドロドロです。来週からは入試の関係で生徒休業日や午前中授業が続きますが、そうこうしている間に2月もすぐに過ぎ去るような気がします。2月末には学年末考査が控えますので、一日一日を大切に過ごしてほしいです。

 さて本日、2年生アクティブでは「地域貢献」と位置付けて千種町内の雪かきに行こうと考えていました。しかし、「雪かき後の雪をどこにやるかによっては逆に住民の方々に迷惑がかかる」という話を聞いて、校外での雪かきは取りやめることにしました。そこで、校内の除雪機が入らない通路等の雪かきを行うこととし、約1時間汗を流しました。水分をたっぷりと含んだ雪はとても重く、雪かきは非常に重労働ですが、生徒たちは楽しんで黙々と取り組んでくれました。お陰様で校内の通路がスッキリ…、生徒の皆さん、お疲れ様でした!

 

いざ、全国の舞台へ!【スキー部】

 今朝の神戸新聞にスキー全国大会に出場する中高生3名の紹介記事が掲載されました。本校の平田倭生くん(3年・千種中出身)と千種中7年の山本陽さん、一宮南中2年の川上寧々さんが力強くガッツポーズしている写真を見て、「いよいよ始まるなぁ…、みんな頑張れよーっ」と気持ちが高まりました。

 本校では、平田くんの全国大会を激励するため1月31日(火)に壮行会を実施しました。また、全国大会出場時に作成している懸垂幕も咲ランド→千種市民局に掲げられたり、(株)ファースト商事様にお願いし中広瀬交差点の電光掲示板で全国大会出場をアナウンスしてきました。

 本日から山形県最上町の赤倉温泉スキー場で全国総体スキー大会の競技がスタートしましたが、平田くんが出場する男子スラロームは2月11日(土)の大会最終日に行われます。現地の筏先生から情報が入りましたら、またブログを通してお知らせしますので楽しみにしてください!

 

「千種の星」完売御礼!【50回生】

 「千種のお米いかがですか~!」「私たちの育てたお米、美味しいですよ~!」

 2月4日(土)、千種の小中高生が育てたお米、その名も「千種の星」が、生徒たちの手によって今年も販売されました。道の駅ちくさ、みなみ波賀、そしてJAハリマ食彩館前の3カ所を販売所として提供いただき、午前11時に販売実習が開始されると新聞を見て駆け付けた方や、たまたま通りかかった方が次々にお米を買い求めてくださいました。高校生が寒い中一生懸命に頑張っている姿を見て、ためらうことなく値段も見ずに「10個ください!」と言ってくださるお客様も…。生徒から「スミマセン…お一人様3個までなんです…」と説明を受けて「そうかぁ、残念…、頑張ってね」と声をかけてくださる方もいました。販売していた生徒たちと、「お客様は神様と言うけれど、こういうお客さんに出会うと、ほんまに神様のように見えるなぁ…」と話しました。また、販売している生徒たちに「頑張ってねーっ!」と温かい飲み物を差し入れしてくださる方もいて、とても励まされました。ほんとに嬉しかったです。ありがとうございます!

 販売に携わった生徒たちは、消費者との対面販売を通して自分たちが育てたお米を買ってくださる喜びを感じたに違いありません。また、ほとんどのお客様が温かい目線で応援して下さった一方で、対面販売の難しさも感じたのではないでしょうか?用意したお米は、13時過ぎにはすべて完売しました。お買い求めいただいたすべての皆さまに心から感謝申し上げます。ありがとうございました!生徒の皆さん、お疲れ様でした。

JUMP UP SHISO へ GO!!【49回生】

 2月に入り3年生が自由登校となっていますが、48回生はどのように過ごしているんでしょうか?勉強のため毎日学校に来ている生徒もいますが、先日は「暇なので来てしまいました!」と普通に職員室に顔を出す生徒もいたりして笑ってしまいました。「何しに来とんや~」と先生方からツッこまれてながらも「ほんとに千種高校が好きなんだなぁ…」と嬉しく思いました。

 私は高校の時、この自由登校期間に初めてアルバイトを経験し、8時間近く立ちっぱなしで仕事する大変さを身をもって学びました。そして、大学で箱根駅伝に出場する夢を実現するために、アルバイト先までの往復(約42km)を毎日走ると決めて夢中で走った思い出があります。もちろん、走力がなかったため途中でリタイアし、公衆電話を利用して親に迎えに来てもらう日もありました。それでも妥協せず、アルバイトと通勤ランニングを継続したことで、一人暮らしで使用する家電製品一式と箱根駅伝に出場するための走力、そして何より「やり切った!」という自信を得ることが出来ました。3年生の皆さんも、夢中になれるものを見つけ、目標を定め挑戦する時間にしてもらいたいと感じています。

 さて一昨日の話ですが、2年生はJUMP UP SHISOに参加するため、宍粟防災センターに行きました。地元の企業を知り、将来は宍粟市で働いてほしいと宍粟市商工会が地元企業を集めてくださり開催しています。いざ、就職となった時に、「どんな会社があり、どんな仕事をしているのか」を知っておくことは、生徒にとってだけでなく企業にとっても重要です。進学希望者も最終的には働く訳ですから、本日は全生徒にとって有益な時間となったことでしょう。学校に戻って来た生徒に「どうだった?」と感想を尋ねると、「宍粟市に魅力的な会社がたくさんあることが知れた」、「初めて知ることばかりで勉強になった」と答えてくれました。生徒たちは、24もの企業の中で興味をもったブースを運び、熱心に話を聞いていました。

 2年生の皆さん、今年は進路実現の年です。こうした機会に興味をもった会社を調べ、足を運んで納得のいく進路選択へ結び付つけていきましょう!

新聞に掲載されました!

 今朝の神戸新聞に1学年のお米販売に関する記事が掲載されました!

    昨日の放課後もお米の袋詰めが急ピッチで進められており、生徒たちも販売に向けて準備に追われています。生徒が命名した「千種の星」は、数量限定でなくなり次第販売終了となりますので、ご購入をお考えの方は早めにお越しください。

★販売日時:2月4日(土)11時00分~

★販売場所:道の駅ちくさ、道の駅みなみはが、JAハリマ食彩館前

★販 売 物:コシヒカリ450g(3合)300円

クイズ王がやって来た!【QKGO】

 今朝の千種町は-4℃(午前7時時点)と冷え込み、道路もバキバキ、ツルツルに凍結していましたが、昨日から雪も止んで道路のアスファルトもかなり見えるようになってきました。3年生は本日から自由登校となり、1,2年生(74名)だけの寂しい学校生活となりましたが、今日から2月…まだまだ寒い日が続きますが頑張っていきましょう!

 さて、昨日は午後からビックイベントがあり、3年生を含めた約100名の生徒がライブリーちくさに集合し楽しいひと時を過ごしました。実は、東大出身のクイズ王として有名な伊沢拓司さんが主催する「QuizKnock学校訪問企画」があるのですが、熱烈なファンである日平里梨葉さん(3年・千種中出身)が「ぜひ応募してほしい!」と声を上げ、生徒会を通して昨年10月頃に応募していました。その結果なんと「当選」し、本日の午後から伊沢さんが忙しいスケジュールの合間を縫って、本校に来てくださったのです。本当にありがとうございます!!ライブリーちくさの大ホールをお借りして約2時間、伊沢さんによるクイズ大会や講演会があり、夢のような楽しい時間を過ごさせていただきました。まずクイズですが、伊沢さんにヒントをもらいながら解けた人から挙手性で答えていきます。問題を見て、瞬時に挙手し難問を次々に答える生徒たちに「高校生は頭が柔らかいなぁ…」と感心しまくりましたが、伊沢さんからも何度も「素晴らしい!」とお褒めの言葉をいただきました。挙手した生徒のもとへ足を運び「正解!」と伊沢さんから肩をポンポンと叩かれた生徒は、ガッツポーズをしたりして嬉しそうな表情を浮かべていました。講演会では、「上手な勉強のために覚えておきたい3つのこと」と題して、自身の経験を交えながら生徒たちに熱く語っていただきました。分かりやすい流暢なお話の数々に、生徒たちは身を乗り出して吸い込まれるように話を聞き入っており、たくさんの刺激を受けたに違いありません。生徒たちに語りかけてくださった言葉の数々を宝物にしていきます。

 最後に生徒を代表し日平さんから、「~楽しいから始まる学び~というQuizKnockのコンセプトや勉強に対する向き合い方など多くの学びがあり、楽しくてあっという間でした」と謝辞が述べられ、感謝の拍手で締めくくられました。伊沢さん、本日は本当にありがとうございました!テレビで見るクイズ王の伊沢さんの素顔がたくさん見れましたが、とても気さくで優しく、人情味のある温かい人柄に私もファンになりそうです。

小中高をオンラインで繋いで…【生徒会】

 今朝の千種町は-3℃(午前7時時点)と先週の大寒波ほどではないものの、一日中雪が降り続き非常に寒い一日となりました。職員室等でストーブを焚いていても外気温が低すぎて部屋が温まらない…、そんな感覚でした。グラウンドにはまだ50cmほどの雪が堆積し、当分使用できそうにありません。宍粟市でも最北端に位置する千種町は、岡山県西粟倉村に限りなく近い天候だと感じました。

 さて、本日の放課後に千種町内の小中高の代表者による「ユースサミット」がオンラインで開催されました。小学校から代表児童4名、中学校から代表生徒2名、高校から生徒会を代表して3名が参加し、ブラウン管越しに熱心に意見交換が行われていました。テーマは、この夏に実施した「生活調べ」の調査結果をもとに、それぞれの学校の課題を洗い出し、その改善に向けてどのように取り組むかという内容でした。まず最初に、各校から特に悪かった生活習慣について発表され、高校からは「早寝」、「読書」、「自主学習」、「メディアコントロール」がなかなか改善されていないとの発表がありました。この項目は、小中学生にも共通しているものが多く、根底に夜遅くまでスマホやタブレット等に没頭しているため、早寝、読書、自主学習にも影響しているのでは!?と結論付けられていました。確かに…、我が家の娘も時間さえあればタブレットを触り、やるべき事もせず没頭しており毎晩のように嫁とバトルしています。勉強どころか風呂にもなかなか行きません。親とすれば、せめて「優先順位を考えて、決められた時間の中で上手に使用してほしい」と願うばかりですが…。我が家の家庭事情はさて置いて、小中高生はメディアコントロールの改善策として、小中生は「啓発ポスターづくり」を高校生は「啓発動画づくり」に取り組み、町内の全児童生徒に呼びかけることを決めました。

 なかなか難しい問題ですが、児童生徒がこうして問題定義し一緒に考え行動に移すことが大切です。今日のユースサミットが千種っ子の生活習慣の改善に少しでも繋がってくれることを願います。児童生徒の皆さん、お疲れ様でした!