千種高等学校ブログ  Vol.Ⅱ

2021年10月の記事一覧

しそうバンドフェスタ2021

 読書の秋、スポーツの秋、食欲の秋…、秋は色んな事に例えられる季節ですが、今日私は山崎文化会館で開催された「しそうバンドフェスタ2021」を観覧し、しばし芸術の秋を楽しみました。今年で第33回を数える歴史あるバンドフェスタですが、昨年は新型コロナウイルス感染拡大防止のため初めて中止となりました。そして、今年も直前までどうなるか分からない状況でしたが、入場者制限や入場者の入替え等の感染対策を講じて2年ぶりに開催されたのです。宍粟市内の中学校と高校の吹奏楽部を中心に宍粟市吹奏楽団の方々も加わって、9組の団体が日頃の練習の成果を発表しました。
 本校はここ数年、部員数が揃わないため千種中学校吹奏楽部(3名)&千種高等学校カルチャー部(4名)と有志(1名)というこの日のためのバンドメンバーを組み出場しています。長い緊急事態宣言期間があり、十分な練習が出来ませんでしたが、千種中学校の本多先生にご指導いただき1曲の演奏を仕上げてきました。嵐の「ふるさと」という約10分の曲を何度も練習を繰り返してきた生徒たち…即席のメンバーでしたが中高連携のチームワークでなんとか頑張ってほしいと見守りました。「緊張してるんだろうなぁ…」こうした演奏の機会も久しぶりであり、こちらも見ていて緊張しましたが、ノーミスで素晴らしい演奏を披露してくれました。カルチャー部顧問の村上先生も「一番の出来です」と喜んでいました。
 歳をとると涙腺がゆるくなりすぐに涙が出てしまいますが、昨日の体育祭予行の入場行進に続き今日も自然と涙が出てきて感動的な演奏でした。バンドメンバーの皆さん、素晴らしい演奏をありがとう!!よく頑張りました。
(※しそうバンドフェスタの本番は撮影禁止のため、写真はリハーサルのものです。)

 
 

本番さながらの予行演習【中高合同体育祭】

 今日は、台風16号の影響により曇天でしたが、グランドのテントが飛んでしまわないか心配なほど風が強い一日となりました。途中、乾燥したグランドの土が砂嵐のように何度も舞う中、千種中高生は元気に予行演習を行いました。
 プログラムにそって順に演技練習を行いましたが、私は一番最初の入場行進から感動してしまい目頭が熱くなりました。太ももをめいっぱい高く上げ、腕をこれでもかと大きく振り、目線を前方に保ち力強く行進する姿は、何事にも手を抜かない全力プレーの千種中高生の生徒像を象徴するものでした。「本当に素晴らしい!!」この雄姿は是非、多くの方々に見ていただきたいと思います。その後、ラジオ体操を完璧にこなしたかと思いきや、体育科の清水先生から「もっと高い所をを目指したい」とやり直し…、「え~っ、このラジオ体操の内容でまだ上を求めるか!?」と思いつつ、さらに2回目は1回目を越えてくる生徒たちの演技に私はただただ「すごい!!」と感動しました。各種リレー種目は、本番を想定して全力で最後まで駆け抜けるなど、今年も本番さながらの予行演習となり盛り上がりました。
 午後は高校に戻って学年単位での体育祭練習でしたが、リレーのバトン練習や八の字跳び、サッカーのPK練習も時間の許す限り全力で練習している生徒、先生方の姿に各学年、勝利への執念を感じました。
 明後日の天気予報は晴れ、降水確率は0%、最高気温30℃となっています。予定通りの開催ができそうで本当に良かった。明日の休日で疲れた体を休め、体育祭本番に備えてください。