千種高等学校ブログ  Vol.Ⅱ

2020年10月の記事一覧

美術の授業【47回生】

 今日は2年生(ペーシック・アクティブ類型)の「美術Ⅱ」の授業にお邪魔しました。授業を拝見する頻度が高い教科なのですが、普通教科の授業に比べ生徒の活動に変化があり、みんなイキイキしていることが一番の理由です。また、教科担当の野村先生が「いつでも見に来てください」と言ってくださり、ブログを書く上で美術は非常に有難く、いつも遠慮なく写真を撮らせてもらっています。
 教室に近づいてそ~っと扉を開けると、いつも元気な男子生徒たちが静まりかえった教室の中で作品作りに集中していました。生徒の進度により、紙粘土を使った手のひらサイズの空想動物づくりや能面の模写が行われていました。空想動物づくりでは、事前に作成したアイデアスケッチをもとにアクリルガッシュを用いて着色した粘土で形をつくっていきます。ユニークな空想動物が少しずつ形になっていく様子は見ていてとても楽しく、生徒たちも夢中になって取り組んでいました。
 いつも明るくノリの良い2年生(特に男子)、野村先生からも「最後まで投げ出さない子たちです」と評価されていました。これからも、得意不得意に係わらず明るく楽しく全力で頑張ってください。

 
 
 

人事を尽くして天命を待つ【46回生】

 今朝の千種町は8℃(午前7時時点)まで冷え込みましたが、日中はポカポカ陽気で気持ちのいい秋晴れとなりました。2,3年生のアクティブ類型は午前中に千草C.Cでゴルフの授業でしたが、絶好のコンディションでのゴルフは最高でしょうね。生徒が羨ましく感じます。
 さて、3年生の進路指導も就職や進学(大学・専門学校)に違いはあれど、生徒にとって最も変化に富んだ時期を迎えています。一部の専門学校受験生徒はすでに合格を勝ち取っていますが、就職希望生徒の約7割は結果待ちの状態、残り3割は明日以降に試験を控えている状況です。また、推薦での大学受験も生徒によっては始まっており、3学年の生徒たちの心中は穏やかではないと思います。試験を終えた友達から様々な話を聞いて、さらに不安がかき立てられている人がいるかも知れません。どうか、今こそ心を落ち着かせて、地に足をつけた行動を心がけてほしいと思います。
 「人事を尽くして天命を待つ」という言葉があります。自分でできるベストを尽くしたのだから、どんな結果になろうとも後悔しないという心境に立てるよう皆さんは努力してきたはずです。あとは静かに天に運命を任せましょう。また、これから受験を控える人は自分でできるベストを尽くし、試験日まで最善の努力を積み重ねてほしいです。
 選考試験ですから、当然うまくいかない事もあるかも知れません。46回生全員の進路が決まるまで、仲間を思いやり励まし合いながら頑張っていきましょう。今日はそんな3年生の昼食(給食)の様子を写真で紹介します。現在もコロナ対策として男女別々に食べていますが、食欲は旺盛のようです。

 
 

体育はソフトボール【48回生女子】

 今朝の千種町は11℃(午前7時時点)、雲に覆われている時間が長かったため日中も気温がさほど上がらず肌寒かったです。夏の間外に出して、涼しい日陰で過ごしていたクンシランも寒さから守るために再び校舎内に並べられ、クンシランたちも冬支度に入っています。
 さて、今日は48回生女子の体育の様子を紹介します。2学期の後半は「ソフトボール」を実施しており、和やかな雰囲気の中でキャッチボールや守備練習が行われていました。ソフトボール経験者も何名かいるようですが、ほとんどが初心者のようで相手のグラブめがけて正確に投球したり、キャッチすることに最初は苦戦していました。送球した生徒が「(悪送球のため)ごめ~ん」と言えば捕球する生徒も「(捕球できず)ごめ~ん」と言い返す。そして、悪送球のボールを追いかけて走る…そんな微笑ましいシーンを何度も見ました。
 櫻井先生から(相手の受けとりやすい)「愛のあるボールを投げるんやぞ」と指導を受けて、練習を繰り返す中で少しずつコントロールが定まりキャッチボールのラリーが続いていました。その後、ノックを受けてゴロを捕球し1塁へ送球する練習へ進みます。櫻井先生の愛のある絶妙なノックを生徒たちは前進しながら上手に捕球していましたが、その後の送球では「ごめ~ん」という場面が多かったように思います。それでも、生徒たちはお互いに声を掛け合いながら楽しんで取り組めており、見ていて清々しい気持ちになりました。
 今日は、肩の筋肉痛かも知れませんね。男子のラグビー同様に今後の成長を楽しみに見守っていきたいと思います。

 

 
 

体育はラグビー【48回生男子】

 中間考査も終了し今日から2学期の折り返し、学校では通常授業を再開しています。授業によっては、考査返却もあったのではないでしょうか?考査の結果に一喜一憂するのではなく、今回の結果を踏まえしっかり反省し次回の考査に気持ちを切り替えてほしいと思います。
 本校は職員室前の廊下からグランドが一望でき、いつも部活動や体育の授業の様子を楽しみに見させてもらっているのですが、今日は面白い光景が目に飛び込んできました。なんと、男子生徒が赤と紺のヘッドギアをつけて一列に整列しているではありませんか。本校の1年生(男子)の2学期の体育では、なんと「ラグビー」をしていたのです。これは珍しい!!グランドに足を踏み入れ様子を伺うと、頭で体全体を支えるケガ防止のための補強運動が始まります。ラグビーは、首に力を入れておかないと大きなケガにつながるのです。その後、ラグビーボールを使用したパス練習が始まり、上手にスクリューパスもこなしていきます。さらに、1対1でパス→タックル→ラック動作の練習、ステップ動作のポイント等を学び、最終的には2対2でのミニゲームまで行われていました。生徒たちは、清水先生の指導に真剣に耳を傾け、汗と土ボコリにまみれながら楽しく意欲的に頑張っていました。
 昨年、日本で開催されたラグビーワールドカップで日本チームが大活躍したことは記憶に新しい所ですが、生徒たちも見たことはあっても実際に経験したことのないスポーツでしょう。1つのボールを守り、奪い、チームみんなの力で前に進めるラグビーの精神と技術をしっかり身につけてください。本格的にゲームが出来るようになったら、また見学に行きます。
 
 
 

いざ、出陣!【46回生】

 今日も安定した爽やかな秋晴れとなりました。朝の冷え込みが増し、道端の樹木の紅葉や柿の実の色づきも進んできたように感じます。夏場に弱っていたマリーゴールドなどの草花も再び輝きを増し、コスモスが咲き誇るなど本格的な秋の訪れを実感します。また、獣(特にシカ)も繁殖シーズンに入り活動が活発になっているのか、交通事故による死骸を毎日のように見かけます。千種町に通勤している以上、こうした思わぬ事故にも気をつけなければいけません。生徒、保護者のみなさんも十分に気をつけてください。
 さて、今日は中間考査の最終日でした。みんな最後まで気持ちを切らさずしっかり取り組めていました。そして、3年生の就職希望者は明日から就職選考試験がいよいよ始まります。そこで考査終了後に、該当生徒18名を会議室に集めて激励会が行われました。最初に校長先生から、過去の経験を交えながら試験に向かう心構えと激励の言葉を受けました。みんな引き締まった表情をしていました。その後、学年主任や進路指導部長から諸注意等を受け試験に向けての最終確認を行いました。試験の合否は相手があることなのでどうなるか分かりませんが、これまで勉強や面接練習をし準備してきたものをしっかりと発揮してもらいたいです。落ち着いて、「自己ベスト」を目指し頑張ってください。心から応援しています。