千種高等学校ブログ  Vol.Ⅱ

カテゴリ:2020.6

強く美しく…輝くアジサイ

 6月15日からの通常登校も2週目に入っています。生徒たちも学校中心の生活リズムが取り戻せつつあるのではないでしょうか?梅雨の中休みが続いており今日も爽やかな晴天でしたが、寒暖差が激しいこの時期は体調を崩しやすいです。しっかりと食事や睡眠をとり、体調管理に努めてください。
 さて、現在、本館とグランドとの間に色とりどりのアジサイの花が咲き誇っており、私たちの心を癒してくれています。様々な色、形をした品種の異なるアジサイ、しかも株の大きさも大小さまざまです。校務員さんのお話しでは、元々は平成20年度の卒業記念樹として20本のアジサイの苗木が植えられたのがスタートだったそうです。その後、校務員さんの手により挿し木で株が増えたり、本館の耐震工事により移植が繰り返され現在の形になりました。なるほど、そう言うことか......千種の厳しい自然環境の中で試練を耐え抜いたアジサイの花が朝陽を浴びてひときわ輝いていました。

  
  

感謝の贈呈式【48回生】

 アクティブ類型のゴルフ授業にあたり、千草カントリークラブ(以下、千草C.C)様からはゴルフ場の使用やロストボールの提供など様々なご支援をいただき、本校生徒は自己負担なく楽しいゴルフレッスンを受けています。しかも、指導いただく講師の先生はプロゴルファー。こんな恵まれた環境でゴルフが学べる学校は全国でも本校だけではないでしょうか。
 そんな中、本日、アクティブ(1学年ゴルフ)の授業に先立ち、千草C.Cにてゴルフ用シューズとグローブの「贈呈式」が行われました。なんと、宍粟市ゴルフ協会様よりゴルフシューズとグローブを生徒全員に提供いただいたのです。同協会の土居正栄会長様より、「この授業を通じてゴルフを好きになって下さい」と励ましの言葉をいただき、一人一人に贈呈していただきました。
 本校は、地域の方々に支えられて教育活動が成り立っている授業が多いですが、アクティブはその最たるものです。生徒はもちろんですが、私たち教員も感謝の心を忘れず、今後も頑張っていかなければならないと強く感じました。宍粟市ゴルフ協会の皆様、本当にありがとうございました。

 
 
 

スクスク育ってます!【48回生】

 6月3日(水)に田植えを行ってから約3週間、1学年の生徒たちは当番制で毎日水田の水管理をしています。田植え直後は、雑草防除と寒さから苗を守るためやや深水に、その後は分げつを促進させるためやや水を減らし一定量を維持することがポイントです。簡単そうな作業ですが、天候にも大きく左右されるため水位の調整はなかなか難しいのです。
 今日の当番は女子の二人でした。週末の好天により水が激減しており、早朝より水路から水を引き、昼休みでは水の入り具合を確認していました。水田の水量を見ながら的確に判断し調整できていました。臨時休業が続き、今年は田植え時期が少し遅くなりましたが、千種のきれいな水、空気、寒暖差の大きな気候に加え、生徒たちの愛情をたっぷり受けて、水稲たちはスクスク育っています。

  
  

たかが掃除 されど掃除【全学年】

 本校では、放課後の15分間に「掃除」の時間が設けられ、生徒・職員が一斉に校内の清掃にかかります。また同時に職員は、コロナ対策として、各分担箇所で特に多くの人が接触しやすい場所(スイッチ、ドアノブ、手すり、窓のサッシ、蛇口等)の消毒にあたっています。
 清掃の様子を観察していて感心するのは、何を言われなくとも自分の与えられた場所を一生懸命に全員が取り組んでいることです。当たり前のことですが、掃除を頑張ったからといって成績が上がる訳でもなく、表彰される訳でもありません。汚い所に触れることは誰もが敬遠したくなるものです。しかし、そうした地道な取り組みを手を抜かず頑張れる生徒たちは、本校の誇りであり、何よりも賞賛したい所です。
 今日も生徒たちは、ひたむきに掃除に取り組んでいました。たかが掃除…しかし、その姿勢でその人の人間性が大きく表れるのです。

 
 
 

笑顔届けます!【ボランティア部】

 本校のボランティア部では、週に2日(火・木)高齢者宅にお弁当をお届けする活動を10年以上続けています。この活動は、宍粟市社会福祉協議会千種支部の方々が「配食サービスのボランティアがほしい」と本校に依頼され、当時の有志メンバーが最初に取り組んだとされています。つまり、現在のボランティア部創設につながった原点の活動なのです。
 ボランティア部の生徒たちは、今日も雨の中、一軒一軒傘をさしながら訪問し、お弁当と笑顔を届けていました。
 「おばあちゃん、元気ですか?」、「いつも、ありがとう…」そんな些細な会話ですが、心が温かくなりました。
 ボランティア部のみなさん、これからも地域を笑顔にする活動をよろしくお願いします。